
※営衛不和とは衛強営弱のことで、営弱(営血不足)が主因である。
営血を補うには脾胃を強くしなければならない。
具体的には胃の降気作用と脾の升陽作用を強くすることである 。 (健脾升清、和胃降濁)それをなし得るのが 桂枝湯である。
また妊娠すると何故つわりが起きるかといえば、受胎すると月経による 出血が無くなるので、衝脉の気が旺盛となり上逆しようとします。
その上逆のせいで胃の降気作用が妨げられ、つわりとなるのです。
その上逆のせいで胃の降気作用が妨げられ、つわりとなるのです。
すなわち桂枝湯の営衛調和とは衝気の上逆を抑えることでもあり、 営血を補うことでもあるのです。