夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

12月定例会開幕

2020-12-17 08:15:33 | 議員報告


全国的に寒いようですね。東北・北陸地方は大雪だとか、、、
北海道も広いので、場所によっては降っているようですが赤井川は低調。今朝も10センチ弱でしょうか・・・?



10センチあってもパウダーなので、押しつぶすと1センチにもなりませんな。

さて、今日は昨日の予告通り役場議場にて定例会が行われます。
朝はバタバタしているので、一般質問の原稿を貼り付けて終わりにしますね。宜しければご一読ください。

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防犯カメラに付いて

昨今、小中学校通学路において誘拐や暴行、交通事故の報道を目にします。身近な話題では、赤井川中学校のグランドに車を乗り入れ、ドリフト走行して楽しむと言った身勝手な行為も、一つ間違えば大きな事件・事故になりうるのではないでしょうか。
これらの対応策のひとつとして防犯カメラの設置があります。
犯罪防止効果、抑止力が高く、事件事故の解決への具体的証拠となる防犯カメラは、安全安心の社会づくりに不可欠なツールです。
村内を見回しても防犯カメラの設置は見られず、抑止に繋がるものとしては、地域の人の目による見守り活動と、街路灯(防犯灯)ぐらいでしょうか。
地域の見守り活動には時間的な限界がありますし、街路灯にしても満足のいくものではありません。
全国的に防犯ビデオの必要性は高まり、都会では至る所にカメラが監視を続けています。その背景には自治体からの助成があります。全国から比べると北海道はかなり遅れている現状ですが、札幌市や恵庭市では既に町内会や自治会を対象に16万円までの補助が支払われています。また、浦河町を始めいくつかの市町村では上限2万円まで、かかった費用の2分の1を個人に助成している自治体もあります。
地域における身近な安全確保について村の積極的な支援を行うべきと考えますがどのようにお考えでしょうか?
安全な未来に向け、強い防犯システムを作る為にはお金も多くかかります。先ずは重点設置を提案したいと思います。保育所、小中の三校、公共施設、公園、更には村内と村外をつなぐ4本のルートの各所に設置、そしてそれらのカメラを防災機関とし役場で一括管理するというのは如何でしょうか。
防犯カメラ設置マニュアルを含め、重点箇所への設置について、どのようにお考えかお伺いします。

図書コーナーについて

平成27年12月と今年6月の定例会で湯沢議員が図書の件で質問されています。
簡単にやり取りをまとめると、道内の179ある自治体の中で、図書館又は図書室の未設置は4自治体しかない実情を上げ図書室の設置を要望。当時の馬場教育長は「必要と感じているが整備することは難しい」と言う答弁でした。
そして、今年、「4年経って進展はないのか?」という質問に対し、現・根井教育長は村内に二つある図書コーナーを中心に充実をはかっていきたいとお答えになりました。
「また図書の話か!」とお嘆きの方もいるかと思いますが、現況を踏まえ、踏み込んだ質問させてください。

年間赤井川村は49万円の予算を蔵書購入費に当てています。一冊平均単価1200円とすると約400冊の新書が図書コーナーに並ぶことになります。担当者の努力もあって、ベストセラーと呼ばれる本や、新しい本、個人的にも「読みたいなぁ」と思う本が一杯あり、本好きにはたまらない一角だと感じます。
蔵書数は本の棚数から換算して現在約8000冊ぐらいあるでしょうか。8000冊という数は、余市の図書館などに比べると足元にも及びませんが、図書館と言えば、古書や参考図書、時代に取り残されたハウツー本、年代を感じさせる小説なども多く、それと比べても、本を探すワクワク感は赤井川村の図書コーナーの方が上に感じる程です。一人当たりの蔵書数は住民の数で単純に割ると、ひとり約7冊、予算や蔵書数から言っても他市町村と比べて、けっして引けの取らない図書コーナーだと個人的には感じています。
お伝えした通り村民へ向けた図書コーナとしては蔵書数も多く、魅力的で良いと思いますが、設置目的はやはり本の利用。つまり『読書』です。
バラつきはありますが年間貸出数は約900冊。貸し出し帳を見てもかなり利用者は限定的で、個人的に本を読んで貰いたい若者世代の利用者は見当たりませんでした。年間400冊の図書購入費に対しこの利用状況ではあまりにもったいないと言わざる得ません。――――「これはどこかに問題があるはずです」そんな目線で利用してみると問題点が二つ浮かび上がりました。
ひとつは場所。
役場庁舎受付の前と言うこともあり、どこか本選びに居心地の悪さを感じます。本選びに必要な空気感が全く感じられません。湯澤議員は図書室の設置を求めていましたが、現在、財政的な理由から図書室設置が難しいなら、本の展示方法や図書コーナーの向きや位置など再検討が必要な気がします。
二つ目は探しづらい。
蔵書数が少ないので出版社や著者別の分類が難しい上、コーナの狭さから、新刊やベストセラーの紹介、更にはブックフェスなどはできそうにありません。
教育委員会は知恵を絞り図書コーナーをより充実したものにしようと努力されていますが、まだまだ工夫が必要に感じます。そこで、いくつか提案があります。
先ずは、現在ある本のデーターベース化です。最近はバーコードで読み取るアプリもあるので8000冊の蔵書を全てデーターベースに落とし込みパソコンで管理すると、本棚に全部の本を置かずにすっきりした図書コーナーを作ることができると思います。もし、村のホームページにリンクすることができれば、サイト内に仮想図書館ができ、貸し出し状況の確認もできるようになります。
また、それらの作業を図書ボランティアを募って行うというのはいかがでしょうか。図書ボランティアの活動が活発になれば、寄贈図書も扱うこともできるし、小中学校の学校図書もデータに含め、学校図書室の開放日を作ったり、読み聞かせのイベントや読書コンクールなど、お金をかけずに生きた本を作り出す事ができます。
この村に図書館を作ることが身の丈に合ったものだとは思いません。しかし、読書離れが進んでいる昨今だからこそ、村が住民をリードして読書の習慣を推奨する自努力も素敵な村づくりの一環だと考えますがどのようにお考えかお伝えください。

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フルで暗記して行けば良いのでしょうが、忘れて抜けたり詰まったりするのが嫌なので、原稿見ながら発言しようと思います。



発熱靴下の試着報告です。
強弱が三段階ですがモードは『中』で使用。
雪の上でもちゃんと温かいですね。
レビューを見ると「あまり温かくない」と言ったコメントを見ますが、しっかりとしたブーツを履いて使用すると問題なく発熱を感じますよ。
ワザとバッテリー切れを想定して使用してみました。バッテリーが切れた後の靴の中は、、、、
――――「痛いほど冷たかった!」
やはり効果は桐灰の靴下や、カプサイシンのインソールより上です!
今日はバッテリーの耐久試験をしたいと思います。議場も寒いので・・・・。

と言うことで今日は終わり。
最後まで読んで頂きありがとうございました。素敵な一日をお過ごし下さい。

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