鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

たくさんのふしぎ「わたしたちのカメムシずかん」制作いよいよ後半へ!

2015-04-25 07:18:33 | 日記

 福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」シリーズの1冊として制作中の「わたしたちのカメムシずかん」(仮題)。きのうは絵を担当してくださる人気の絵本作家はたこうしろうさんのお宅で、打ち合わせをした。わたしは初対面。

 はたさん、この間の葛巻取材に同行するはずだったが、直前に鎖骨を骨折され、残念ながらいっしょに行けなかったので、この日はその報告に。

 でも、なんとすでに本の半分まで、ラフを描いてくださっていた!

しかも、私が原稿を書きながらイメージしていたヴィジュアルとぴったり、というより

そこにはたさんらしい楽しいテイストも加わり、私はもちろん担当編集者Kさん(右)の顔もうれしさでゆるみっぱなし。

 

 虫をテーマにした絵本も多いはたさん、当然カメムシをはじめとする虫話で盛り上がる。

 すると、はたさんが全治1か月の右手で、表紙のラフをさらさらと描きだした!

本の制作はチーム仕事。

みんなの気持ちと能力、労力と、いろんなものが合わさってできる。

でもなんといってもテーマへの愛が原動力―画家も編集者も作者も、みんな虫が好き。

 6月にははたさんもいっしょに葛巻へ行く予定です。

江刈のみんな、楽しみにしていてね!