きのうはガの専門家たちと都内の公園へ遠征。
目的はオオモクメシャチホコの越冬繭を見つけること。
これがねえ・・・なかなか難しい。
なんと、こんな風に樹皮のなかにしっかり埋まっているのです。
これは羽化したときの穴が開いているので空(から)ですが
生きている蛹入りの繭の多くは、樹皮の奥に埋まっている!
しかも、繭は木化していて、すごく硬い。
樹皮の内側にしっかりくっついている。
やったー!メスと思われる生きている蛹が見つかった。
ほかのみんなはちゃんと生きている蛹入りの繭を掘り当てたのに、
私はもう死んでしまっている蛹入りだけ・・・・・・ぐすん。
今後リベンジしたいです。
ほかにもクロマツの菰のなかで越冬しているマツカレハ幼虫や
毛むくじゃらの謎の蛹(マイマイガの蛹らしい)とか
シブイロカヤキリとか、
ナミテントウとか
ヒロズコガとか
都会の公園もあなどれないなあ、と痛感した一日でした。
はじめてのフィールドでの虫さがし、すごく楽しかったのでした。