ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

樹倒れて

2023-03-01 09:09:41 | その他





樹倒れて あっけらかんと 空があく    夢詩香




*今週はいくつか歌が詠めたので、そのうちのひとつをあげようと思ったのですが、今朝いつもの神社にお参りしていた時、境内のクスノキがみんな無残に伐られていたので、少しショックを受けて、こんなのを詠みました。

立派なクスノキでした。わたしたちが神の前にお祈りしていると、いつも温かい視線をなげてくれていた。いつもわたしたちを見ていてくれた。その木が倒されてなくなると、大きく空があいて見える。いつもきれいなこずえを見上げていたところに、あっけらかんと空が開いている。

なんで伐ってしまったのだろう。美しい木だったのに。さみしさが胸ににじんできて、今心が沈んでいます。

いつまでもあそこに立ってくれているものと思っていた。人の知らないところで、みんなのためにとてもよいことをしていたのに。人間はそんなことを何も知らないから、人間の都合で簡単に木を伐ってしまうのだ。

神社の境内で、いつも温かい魂の香りを発していた、あの木がもういない。人々は、何を失ったのかも気づかない。

木は、ただ立っているだけではないのです。美しい魂を有し、いつもみんなのためにすばらしいことをしている。その魂が消えていなくなれば、とても寒いことになる。

しばらく、あの神社に行くたびに、苦しい思いをしそうです。






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