JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

お墓の 裏側に朱で民族名

2008年03月03日 | Weblog
「それでも、父は自分の『パトリ』と『祖国』への思いとともに、日本への愛情を抱き続けた」姜尚中(カン サンジュン)さんの、本「在日」の中の文章です。
 その後に、「墓石には日本名をそして、裏側に朱で家族4人の民族名を刻むことにした」と。
 姜氏は、私と同年齢ですが、その人生は全く異質なものです。私は朝鮮を併合し植民地にした日本人、そして、侵略・植民地政策に命がけで反対し続けた、日本共産党の歴史を受け継ぐ日本共産党員。
 氏はその日本に生まれ育った、在日2世。その苦しみが描かれています。韓国での出来事への思いの大きなちがいにも気づきました。
 そうした、氏だからこそ言える勇気ある発言や行動の重さは、言葉では表せません。


◆志位和夫委員長の派遣・日雇い労働の国会質問の動画アクセスが7万件を越え、書き込みも2万件を越えたそうです。