千葉県教育委員会は20日、新潟県長岡市のでんぷん製造会社「島田化学工業」から仕入れた汚染米を使用した卵焼きが、延べ約6万食の給食に提供されていたと発表しましたが、土睦小学校と睦沢中学校の厚焼きの製造に使用したでん粉に汚染米が混じっていたことがわかりました。
土睦小学校は、2007年の10月1日。睦沢中学校は2007年の12月19日と発表されています。
流通経路は、農林水産省 ⇒ 島田化学工業(株)⇒(株)遠州米穀…静岡県磐田市 ⇒ すぐる食品(株)…加工 ⇒ 千葉県学校給食会 ⇒ 学校・給食センターとなっています。
当時、具合の悪くなった生徒児童がいなかった、その後の健康状態も含めて、明らかにするともに、流通各企業などへの徹底した事実確認と責任を明らかにし、絶対に汚染米が混入しない対策をとり、公表すること。
そしてなによりも、こうした命に関わる事故を起こす大元になった、ミニマムアクセス米の輸入をやめ、自給率向上にすぐ取り組むこと。
米改革と称して、米を扱う業者の許認可規制をいっさいなくし、届け出させすればだれでも参入できるようにしたことなど、命をの問題での自民党農政の責任をきびしく問うものです。
まして、冒頭解散で、総選挙などとんでもなく、徹底した国会での論議と争点を明らかにして、総選挙を行うべきです。