加藤周一氏の「歴史・科学・現代」(ちくま学芸文庫)は、1972年前の時点での対談集です。
日本共産党は、その理論を発展させており、特に1970年の第11回党大会以後、より正確に緻密に事実にそったものとなって来ていると思いますので、これ以降の氏の解明も知りたいところですが。
この対談集は、1972年までの加藤氏と丸山真男、湯川秀樹、久野収、渡辺一夫、笠原芳光、白井浩司、西嶋定生氏との対談集です。
私の知識では、初めて知った方も多く、なるほどと思う所もありました。
その中で、加藤氏が「ぼくは、歴史家は自分の属する体制によって規定される、ということがあると思うんですよ。」と語り、丸山氏が「ぼくはちょっと異論があるんだけどなあ。」と述べています。その丸山氏は、「日本の民族的等質性で・・・・・やっぱり日本の地理的な位置が大きかったと思うんですよ」と語っているのは、おもしろかったです。
日本共産党は、その理論を発展させており、特に1970年の第11回党大会以後、より正確に緻密に事実にそったものとなって来ていると思いますので、これ以降の氏の解明も知りたいところですが。
この対談集は、1972年までの加藤氏と丸山真男、湯川秀樹、久野収、渡辺一夫、笠原芳光、白井浩司、西嶋定生氏との対談集です。
私の知識では、初めて知った方も多く、なるほどと思う所もありました。
その中で、加藤氏が「ぼくは、歴史家は自分の属する体制によって規定される、ということがあると思うんですよ。」と語り、丸山氏が「ぼくはちょっと異論があるんだけどなあ。」と述べています。その丸山氏は、「日本の民族的等質性で・・・・・やっぱり日本の地理的な位置が大きかったと思うんですよ」と語っているのは、おもしろかったです。