不破哲三さんが雑誌「前衛」(日本共産党自身は前衛という性格付けはすでにやめています)で、「資本論」のなかの未来社会論の新連載をはじめました。
これまで、資本主義から社会主義・共産主義への必然性を説明している文書としては、「経済学批判」の「序言」で、生産関係が生産諸力の「桎梏」と化した時、社会革命の時代が始まるとしていました。今回不破哲三さんは、この序言が革命的階級の主体の問題が視野の外に置かれてた。
それ以後、マルクス自身の認識の発展として、資本論の「労働者階級の革命的主体への成長・発展があってはじめて開かれる、理論的な前進をなしとげていると資本論を紹介しています。
私にとっては、とても大きな認識の発展です。ま