渡辺一夫
渡辺一夫氏を知ったのは、数年前はじめて、加藤周一さんの著作に触れてから。戦争に対する態度にとどまらず、個人はどうあるべきか。責任の取り方など深い。政治的態度いかんに関わらず、渡辺氏の言う「寛容」という、個人主義の徹底に至らない私も発見。「個人が真に自由な個人として確立されるためには、個人主義が越えられなければならない」(加藤周一 文学とは何か)。
渡辺一夫氏を知ったのは、数年前はじめて、加藤周一さんの著作に触れてから。戦争に対する態度にとどまらず、個人はどうあるべきか。責任の取り方など深い。政治的態度いかんに関わらず、渡辺氏の言う「寛容」という、個人主義の徹底に至らない私も発見。「個人が真に自由な個人として確立されるためには、個人主義が越えられなければならない」(加藤周一 文学とは何か)。