選挙も残すところ、今日と明日1日、日が暮れる前に1コースチラシ配布です。
チラシを配りながら、私の社会を住みよくしたいとの活動は、一人一人に日本共産党への誤解を解いていただくことと、困っている問題を聞き、一緒に解決する活動を52年やってきたと思います。
その中で、日本共産党がなぜ、場当たり的でなく、原則的でかつ柔軟なのか?考えました。
その、哲学と歴史
①科学的社会主義を理論的な基礎としていること。
○世界を認識する場合、存在を意識が反映する立場をとる。
○社会は常に発展していると見る。
○社会を発展させる、変革者として行動することによる認識の立場をとる。
○社会の推進力は、人間一人一人の自覚と行動にある。
②マルクス経済学の立場をとる
○人間の労働力の価値を労働が生み出す価値が超えた時に、搾取が生まれ、階級社会が生まれる。
○資本主義は、労働力も商品として売買され生産力を飛躍的に高める高度な階級社会を作り出した。
○利潤を追求することが第一義となることにより、人類の生存を脅かすシステムにまで発展した。
○生産をもはや管理できない資本主義から生産手段の社会化による、人類自身による生産を管理し、人間の自由で全面的な発展に貢献する社会への自覚が生まれ、一人一人自らが変革者として社会を変えることになる。
③多数者革命論
○マルクスはフランス革命型から脱して、議会を通じた多数者による変革論にたどりついた。
○日本共産党は、スターリン型、中国型からの押しつけ、攻撃とたたかい、マルクス本来の議会を通じた多数者革命論をさらに、発展させてきた。
④未来社会論
○資本主義の矛盾を越える新しい未来社会を想定している。
・生産手段の社会化
・労働時間の短縮
・社会のすべての構成員の人間的発達を保障する土台をつくりだす
⑤社会の段階的発展と国民合意と共同による議会多数を通じた変革=綱領
○日本国憲法の完全実施
○将来展望のちがいを保留し資本主義の枠内での改革・一致点での社会建設
⑥日本共産党の100年の歴史のもつ一貫性
○国民主権・反戦平和・自由と人権の不屈の証明
○無謬論をとらず、真摯な反省と政策・路線の発展。
○党内民主主義・自主的・自発性・創造性と綱領・規約に基づく合意による行動力。