20代の睦沢町出身の女性の方にお会いしました。睦沢町の学校給食の話になり、最近は睦中ビビンバが評判なんですが、どうでしたか?と聞きましたら。
この女性の時はビーフシチューが生徒の間で評判で、今でも、売りに出したら必ず買います。それくらいおいしかったと言っておられました。
その時々の流行が有るようですが、自校方式の学校給食は、土地を離れても心に残っているようです。
この女性の時はビーフシチューが生徒の間で評判で、今でも、売りに出したら必ず買います。それくらいおいしかったと言っておられました。
その時々の流行が有るようですが、自校方式の学校給食は、土地を離れても心に残っているようです。
国力にみあわぬ贅沢を覚えさせるのが政策でしょうか。
少なくていい、とは言いませんが、日本の復興予算はトルコやインドネシアのそれと比べ、桁が2つ上です。といって現場に来ている様子はない。さて、どこへ…。
不味いよりはましですが、なんで朝鮮や西洋料理なの?
給食を持ち帰らなければならなくさせたのは、一体誰なのでしょうかとも思ったのですが。
「残さずに食べなさい」という先生の目を盗んで、美味しくもないパンを持ち帰る友。それを見ながら「これも持ってけ」と隠し渡す同級生。どちらも6~7才です。思い出す度に涙が出ます。
申し上げたいのは、欠食児童対策で始まったはずの給食が、いつのまにか「特段の説明もなしに」、「食育」あるいは「地産地消」の産業政策、非常時対策とか様々な理由を設けて事業の存続を図る姿が、ダム建設や原発存続にしがみつく者達にダブって見える、と申し上げているのです。
私の世代、給食は「飢餓からの救済」のために必要であり、そのために整備されたはずです。その目的が達成されたとき、廃止を視野から除き、食育だの給食関係者の失業なり、他の理由を持ち出す官僚主義が、「日本をダメにした」…東京電力と同じだな、と申し上げております。
目的が変わったのにゼロベースにせず、前年度実績を重視した政府のやり方が膨大な赤字を作って来たことは御党はよくご承知のはずですが。
別に構わんという人もいるでしょうが、そのメリットデメリット、きちんと説明し、できれば住民投票でもして欲しいものですなぁ。
きちんと金を払って贅沢するのを反対する気はないですよ。ただね、政府も政党も、そして国民も、少し身の丈を考えて欲しいな、ということです。