小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

病床から見る外の風景

2012年08月05日 | 社会戯評
病床から見る外の風景
2週間ほど、毎朝毎晩、見慣れた外の風景も、あと一日で、おさらばである。2重ガラスの窓を通じて、どうやら、蝉の声らしきモノが、かすかに聞こえてくる。真っ青な空も今日は、どんより、曇っている。カラスが、時々、その視界を横切る。多分外は、暑いのであろう。室内では暑さがピンと実感されない。今週は、友人達が、お見舞いに来てくれた。懐かしい顔をみて、四方山話をするのも、気分転換になってよい。何か、社会と少し繋がっているような気がしてならない。記念に、外の風景を携帯のカメラで、1枚撮ることにした。お見舞いに戴いたお菓子は、食べられないので、山の神に、一時保管をお願いしたが、どうなることであろうか?果たして、私の口には、いつ頃、入るのであろうかと、既に下世話な妄想が、頭をよぎる。杖なしでの階段の上り下りが最後のリハビリで実施された。若干未だ不安定であるが、手すりにつかまれば、問題はなさそうである。それにしても、筋肉が、これ程までに、萎縮しているとは、思いも掛けなかった。サッカー選手が、縦横無尽に、グランドを走る様を見ていて、羨ましいと思った。自分も、歩くだけではなくて、いつの日にか、走れるようになるだろうか、、、、、、、。
いよいよ、期待と不安のなかで、社会復帰、退院の日を迎えることになる。