小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

冬のスポーツのイメージに思う:

2014年02月14日 | 社会戯評
冬のスポーツのイメージに思う:
昔は、家族で、スキーに出掛けても、自分の場合には、1-2本を滑り終えたら、とりわけ、頂上での証拠写真を撮り終えると、もう、それで、後は、お昼のカップ・ラーメン準備係の役目を仰せつかる訳であったし、車の中で、日向ぼっこをしながら、読書・うたた寝で、スキーを楽しんだものである。もっとも、今日では、もはや、スキーも叶わず、自宅で、1人、留守を守る恰好になっているが、、、、、、。それにしても、冬のスポーツ競技とは、随分と色々な種類があるものである。もっとも、その個々の競技に対するイメージとは、全く、そのアスリートのイメージとも重なり合うところが大であって、謂わば、アスリートは、歩く広告塔の如きものなのであるのかも知れない。いつの頃だったか忘れてしまったが、たしか、ハーフ・パイプの選手で、国母選手とか云ったか(?)何とも、ヒップホップな感じで、服装で、物議を醸した選手がいたことを記憶しているが、それ自体が、考えてみれば、当時は、競技自体のイメージとダブって重なり合わされていたのかと思うと、誠に、残念である。所詮、スポーツとは、申し訳ないが、そんなものなのかも知れない。そんなイメージも、今回の若いアスリート、とりわけ、若い頃から、プロ契約したり、海外を転戦して渡り歩く生活に馴染んでいた未だ10代のアスリートは、何処か、そのインタビューの態度やコメントの質が、これまでと違っている様な感じがしてならない。何か、新しい国際的にも通用するような素養を兼ね備えた人物感・思想観が、醸し出されてくるから、不思議である。どうしたら、こんなに若い10代にもかかわらず、そうした雰囲気が醸し出されるのであろうか?まんざら、若い10代も引きこもりや若年層貧困層等の内向き報道だけではなさそうであることに、年寄りも、つい、嬉しくなってしまう。しかも、その若干、これまで、変なイメージを抱かせた選手の技量を子供の頃から、プロ契約した海外スポンサーが、学べる機会を作ったりと、成る程、随分と色々な後ろ盾が、海外遠征活動でも協力しているのであると云う事に気付かされる。2人のメダリストも共に、皮肉にも、ボードの裏には、有名な日本企業のロゴがみられなかったのは、面白いことではないか。Xゲームなども、スポーツ専門チャネルだけではなくて、どこか、スポンサーでもつけば、テレビで放映してもらいものである。それにしても、早熟系のスポーツとは、長い間、競技人生が送れるスポーツとは異なり、なかなか、それはそれで、面白いモノがあるものである。スキー場なども、考えてみれば、安全性や管理上の問題はあるのであろうが、ミニ・ジャンプ台とか、わざと、こぶを作ったミニ・モーグル練習場とか、ハーフ・パイプ場とか、工夫を凝らして、地域振興策の一環として、差別化するのも、面白いかも知れない。又、小学生や幼稚園児からでも、両親と一緒に、遊びながら愉しめれば、もっと、もっと、裾野が広がるような気がするが、、、、、観ているだけでも、4年に一度ではなくて、もっと、身近で、楽しめる工夫が必要かも知れない。ハーフ・パイプ(HP、ホーム・ページではない)という競技も、アスリートの態度一つで、大きく、マイナーから、メジャーへと変わりうる可能性があろうか?今度は、ヘルメットに、小型カメラを装着して、アスリート目線が、空中で、どのように映っているのかを観てみたいものである。それにしても、チャラチャラ・イメージから、大きく、変わったのは、私一人だけでありましょうか?高梨選手や平野・平岡選手らの10代のアスリートのコメントには、大人は、赤面せずにはいられないですね。まだ、日本の10代は、大丈夫ではないでしょうか?もっと、これを契機に、競技人口が増え、裾野が広がれば、宜しいでしょう。街でスケボーを持ち歩く若者も、少しは、これで、肩身が広く感じられることでしょう。