小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

クロッカスの花が咲きました:

2013年03月23日 | 自然・植物・昆虫
クロッカスの花が咲きました:
松の大木の根元に植えたままにしておいたクロッカスの球根が、今年も、小さな花を咲かせました。黄色と白の花で、松葉の枯れ葉に、埋もれた中から、土をかき分けながら、芽を出して、小さな花を今年も咲かせてくれました。朝は、まだ、蕾の状態なのに、陽が当たり始めて、気温が上昇するにつれて、花を開きます。そして、夕方になると、又、花を閉じ始めて、眠りに入るようです。まるで、生きている人間の人生のようです。今年は、肥料を与えて、しっかりと栄養を摂取して貰うことにしようかな、存外、松やドングリの枯れ葉は、肥料になるかと思いきや、土の上に、腐葉土の層を幾重にも作って、雨が、結構、土の中に、染み込まないことが、分かりました。或るとき、気が突然、枯れてしまったので、根元を見ると、土がカラカラで、どうやら、良いと思っていた枯れ葉の腐葉土が、大半の雨水をまるで、スポンジのように、吸い取ってしまい、水が、土の中に、浸透しなかったようです。成る程、余程の大雨でないと、これでは、土の中にまでは、染み込まないわけである。地下水というものは、大したものである。幾層もの腐葉土化した中をじわりじわりと、まるで、濾過されながら、地中へと浸透してゆき、それが、地下水脈として、岩盤を通りながら、知らないところで、生態系の維持に役立っていることを、、、、、。
松林も、落ち葉を掃いて、手を加えないと松茸も採れないことを露天風呂のご老人達の会話から、知ったものである。成る程、赤松が、何本も自生していても、これでは、いつまでたっても、松茸は、出てくる筈がないと、、、、、、。青松の枝を下から見上げて、真っ青な空を仰ぎ見ると、白雲が、ゆっくりと、たなびきながら流れてゆきます。朝晩、未だ肌寒いなかにも、何とはなしに、春の訪れが、この里山にも、やっと、感じられるようになりました。





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