実に、久しぶりである。もう、2年くらいも、過ぎてしまっただろうか?創作意欲とお題とが、なかなか、マッチしなかった為だろうか、それとも、ほとばしり出る創作意欲が欠落していたためであろうか?いずれにせよ、Hot Spring Bathsというお題が、身近なものだったので、又、ペンを執ろうと思った次第である。David McMurray先生に、前回同様、校正・加筆して貰ったので、技術的にも、これまでの無手勝流を、多少、脱し得ていようか?日本語の5・7・5ではなくて、2・3・2の音節を使い、簡単な名詞を使用して、情緒を叙述する英語俳句は、一種のわかりやすい情景詩を書くような感じに近い。正岡子規は、根岸の家で、脊椎カリエスと闘いながらも、その病の床から、広くはない庭を眺め、俳句・短歌の革新を迫り、虚子や碧梧桐も、これに倣った。眼を閉じれば、そこには、無限の肉体を解き放つ思想性の自由な空間があり、限りなく、その自由を、思う存分、愉しむことが、この言葉の精神世界にはある。季節のふとした移ろいや、小さな草花の美や風景の情景を、わずか17文字の中に、凝縮させることは、詩作の愉しみでもあり、その生まれるまでの推敲の課程の苦しみも、又、出来たときの喜びも、充分に、至極の愉しみでもある。露天風呂に浸かりながら、まず1句、
BEFORE (My original English Haiku)
A Maple Leaf red-colored
Floating alone
Outdoor Hot Spa in peace
(A piece of red-colored Momiji was falling down from somewhere around, and floating peacefully, and watching it is really of great fun.)
AFTER (After revised by Professor David McMurray)
Maple leaf, red-colored
Floating alone in peace
Outdoor hot spa
成る程、この方が、技巧的にも、宜しいようです。
http://www.asahi.com/english/haiku/
これ以外にも、10数句、書き散らかしたが、いずれ、稿を改めて、論じてみたいと思います。
BEFORE (My original English Haiku)
A Maple Leaf red-colored
Floating alone
Outdoor Hot Spa in peace
(A piece of red-colored Momiji was falling down from somewhere around, and floating peacefully, and watching it is really of great fun.)
AFTER (After revised by Professor David McMurray)
Maple leaf, red-colored
Floating alone in peace
Outdoor hot spa
成る程、この方が、技巧的にも、宜しいようです。
http://www.asahi.com/english/haiku/
これ以外にも、10数句、書き散らかしたが、いずれ、稿を改めて、論じてみたいと思います。