8月に入っても夏はほど遠い、というのが実感。我が家の花畑にも異常現象が起きています。「秋の七草」のひとつの「桔梗」(添付写真)が開花しています。 例年なら「お盆」過ぎに咲くのに、「どうなってしまったのか?」と疑いたくなります。今週末には市の夏のイベントである「港まつり」(8/7~9)が予定されていますが、長期予報では「曇りのち晴れ」が今日の予報では「曇りのち雨」と激しく変動しています。総選挙がたたかわれていますが、まさに自然も政治も「激動」しています。
最近、我が家に「引っ越ししました」というハガキが届きました。差出人は「一人暮らし」の高齢者からです。在宅で頑張っていたのに、転居先を見ると市外の高齢者施設でした。過日も96歳で元気に生活していた「一人暮らし」のおばぁちゃん宅を訪問すると、「私は元気でも、子どもたちが心配するので施設に入ることにしました」と引っ越しの準備をされていました。「遊びに来てネ」と笑顔でお話していましたが、「まだまだ頑張れる。人の世話にはなりたくない」と言っていた人だけに、その心境を考えると辛くなります。
でも、施設入所を希望しても空きがなくて在宅介護を受けるかデイサービスを利用している方が増えています。「仮に施設入所が可能になっても、貰っている年金では、施設入所は出来ない。何で年寄りいじめするのかネ。選挙で頑張って貰わないと困る」と悲痛の叫びです。「消費税は福祉のために使うと言っていたよネ!今になってから『安心』社会をめざすなんて。自民党も公明党もやってきたことは年寄りいじめだけ・・・」と「的を射た」指摘です。「安心」社会とはこれまでやってきた政治がいかにデタラメだったのか、「反省もしないで『受け』だけの政権公約には騙されません」とはっきり言い切るおばぁちゃんの言葉には説得力がありました。
日本共産党の総選挙政策に「いまの医療費の窓口負担3割は大変だから、その第1歩として75歳以上の医療費を無料に。就学前の子どもの医療費も無料にすることを国の制度にする」と具体的に掲げています。限られた財政のなかで、地方自治体ではすでに無料化を実施していますが、もし国の制度で実現すると、もっと拡充できることになります。それが「改革」だと思います。ひとつの例に過ぎませんが、社会保障の負担が増えているだけに、出来るところから実現する方向のために、まずは今の自民・公明政権を終わらせて、新しい政権をつくり実現することを提案します。それが、「建設的野党」の日本共産党の仕事です。自民・公明政権が負ければ、彼らは「破壊的野党」となるでしょう。だからこそ、日本共産党の躍進が大きな役割を果たすと思います。