昨日、“かかりつけ”の病院に行くと、(季節性)インフルエンザの予防接種の受診者が目立ちました。私も金曜日に接種しょうと考えていましたが、果たして“ワクチン”の在庫があるのか否か不安です。
一方、新インフルの猛威は止まりません。毎日、各学校の学校・学級閉鎖の報道を見ると心配です。
過日も書き込みましたが、市職員の(季節性)インフルエンザワクチン接種への“公費支出”に多くの市民から批判の声が出されました。職員の健康管理、市民サービスへの影響を考慮しての政策的判断と解釈すれば“筋も通ります”が、職員の健康管理費に余剰金が出たから行う、と言う発想こそがそもそも問題と私は考えます。市の“財政難”のなかで予算計上の際にも精査して健康管理費の予算が計上されているはずです。議会もそのことをふまえ予算に同意を与えたはずです。(党市議団は一般会計予算に反対していますが)
従前から、予算計上したものを年度内に“使いこなす”方式がまだ根底にあるのでしょうか?議会議論では、繰越金が大幅に縮減されている状況から、可能な限り予算執行に当たっては事業の検討がされ、剰余金を次年度へ繰り越すように努力していると思っていました。ところが、来年度からは“(季節性)インフルエンザワクチン接種”の公費負担は実施しないが、今回だけは行うと言うのが理事者の見解です。例え、管理職の団体が公費負担分を補う形であったとしても、行政と同じ市民サービスの提供を行っている(保育園・幼稚園など)民間施設で働く職員を見ると“公平性”に欠ける行政執行であると思います。そもそも何故、“(季節性)インフルエンザワクチン接種”を公費負担で実施しようと考えたのか、その根拠が未だ明らかになっていません。市民から批判が強いので“公費”支出を断念したのであれば、その説明責任はしっかり行うのが行政の責任です。説明責任と予算執行の公開制に多くの課題があると私は考えます。この問題では、他にも類似した予算の使い方がありますので12月議会でとりあげて“質したい”と思います。
あと1ヶ月後には12月議会が控えていますが、今回私は質問を通告しますが、「一切のレクチェアをしない」と9月議会で宣言しました。新政権後の臨時国会が開催されていますが、野党となった自民党が予算委員会における質問の事前通告を行わないでいるようですが、事前の“すりあわせ”が果たして議会の活性化に繋がるものなのか?疑問です。議会運営の上ではルールがあります。それは、質問通告制ですので、そのことはしっかり“守って”いきたい、と考えています。