今冬はじめての除雪を行いました。予報では、午後には“晴れ”マーク が付いていますので、除雪車の出動はないと思います。私の住んでいる(有珠の沢町だから)場所だけに、降雪量が多いのかナ?(市の担当部局は“除雪出動を考える”と頭の痛い話になります!)
厳しい財政状況のなかだけに可能な限り“お金”のかかることは慎重にも慎重な判断が求められますが、新政権では国民の意思とは別世界のようです。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員が「国家機密」の名目で公開されていない“官房機密費”の新たな使途不明を追及しました。この問題は、自・公政権時代から追及してきましたが、何と総選挙後の2日後に自・公政権のもとで、通常(月約1億円使用)の2.5倍(2億5.000万円)が使用されていました。民主党は野党時代にこの“官房機密費”の公開を求めていましたが、政権をとったら“手の裏を返す”態度でこの問題を明らかにしようとしません。既に新政権になってから1億2.000万円の使途不明が発生しています。国家予算編成を国民の目線で公開すると“事業仕分け”の状況をマスコミで連日報道していましたが、肝心要の“官房機密費”は「使途は適切に判断している」と言いながら公開しないのは何故なのか?こうしたことで説明責任を果たしていると考えているのでしょうか?
税金の使途は私たち地方議会でも“慎重な対応”をしています。政務調査費(月25.000円/1人当)の使途でも個人使用は認めていません。必ず使途を明らかにし、その裏付けとなる領収書は最低限必要です。これは最低のルールです。しかし、“官房機密費”は支出先の証明や使用目的の公開も不要であり、おまけに領収書もいりません。民主党のマニフェストには税金の使い方を「コンクリート(大型公共事業)から人(生活環境整備)へ」切り替える、と公約していました。しかし、一方で“ずさんな”官房機密費は自・公政権時と同じ姿勢では、国民の理解は得られるはずがありません。自民党政権時には、“国会対策費”として背広代や政治資金パーティー券購入などに流用されていた実態は日本共産党の調査で明らかになっています。仮に、公開すると自・公政治家だけでなく“身のうち”から全貌が明らかになることを恐れているのでしょうか、と疑いたくなります。国民は、今日の生活も困っています。働きたくても働くところがない状況になっているなかで、使途不明の“ムダ使い”は絶対に許すことは出来ません。
“デフレ”宣言を出しました。毎日配達される新聞のなかにはたくさんのチラシが入っています。どこの店でも“値下げ”宣言を出しています。確かに“安い”ものは歓迎しますが、まさに“勝ち組”、“負け組”の経済状況であり、その先は「小泉改革」で経験済み。何故、もっと国民の所得を引き上げ、消費購買力を高め、内需主導の経済対策をとらないのか。政権交代はその“変化”を求めたのに・・・。12月議会がはじまりますが、その前に公務員の賃下げが議案提案されます。こうした問題が“デフレ”拡大に繋がることを心配します。