新インフルの猛威は全国的に広がっています。早朝ウォークが効を 奏したのか、ここ数年“風邪”には縁がありません。今日の午前中、母の定期受診の通院介助をした際、予防対策として一緒に“季節性インフルワクチン”の接種をしてきました。この時期はワクチン接種者が多く、普段以上に病院内は混雑していました。(疲れました!)
暦では、明日から“立冬”ですが、今日の天気はまさに“秋晴れ”。昨日のニュースで千葉県のある町では8月に種(4月に開花予定)をまいた“菜の花”が満開になったとの報道に驚きました。でも、“秋晴れ”も長続きしそうにありません。今年の冬は“温暖”予想が出ているようですが、そろそろタイヤ交換も頭に入れておかなければ不安ですネ。
不安と言えば、開会中の国会質疑です。新政権への期待と不安のなかで臨時国会の模様がTV中継されています。マスコミ各社は“政治指導”の国会運営を評価している?ように報道されていますが、気になるのは閣僚答弁(ブレが多い)です。過日、日本共産党の笠井亮衆院議員が“普天間基地問題”をとりあげました。民主党の2008年版「沖縄ビジョン」には「米軍再編の中で在沖海兵隊基地の県外への機能分散をまず模索し、戦略環境の変化をふまえて国外への撤去を目指す」と書いていること。そして総選挙のマニフェストにも「米軍再編や在日米軍基地のあり方についても引き続き見直しの方向で臨む」と書いていて、その指摘に鳩山総理も認めました。ところが、質疑のなかで「公約と選挙中の発言はイコールではない。公約というのはマニフェストです・・・」との岡田外務大臣の答弁を聞いて耳を疑いました。逆の論法で言えば、「マニフェスト(政権公約)には書いているが、選挙中に発言したことは“公約”ではなく、単なる発言」と解釈出来ます。まさに“ご都合主義”だと思います。民主党に託した国民は“マニフェスト”の中身をすべて知る立場にありません。当然候補者はすべてを演説のなかで語っているものでもありません。しかし、総選挙期間中の候補あるいは党の責任のある立場の方は、そのマニフェストに書いたものを有権者に訴えているのが事実ではないか、と思います。今回の質疑を聞いて民主党に投票した有権者は何をもって判断したのか?が問われる問題です。笠井議員は嘉手納・北谷町議会などの“沖縄・嘉手納基地―の統合案に反対する意見書”や“県民の声”(世論調査)を引用して質問しましたが、「地元の意見は重く受けとめる」と述べながら「・・・しかし、即撤去、廃止・・・日米安保を認めていない共産党さんとは基本的な見解の相違」と”論点すかし”の答弁。県民の声を代表して質問したのに安保条約の有無にすり替える論法は、自・公政権とどこが違うのか?すでに正体が明らかになってきました。オバマ米大統領が来日するなら、マニフェストも含め“沖縄県民の思い”を実行してこそ、政権交代した意義が発揮されるものと思います。