久々に眩しい朝日を身ながらの早朝ウォークに気分がリフレッシュ出来 ました。家を出かけると1機のヘリコプターが東側に飛行。すると10分後に、折り返すかのように上空にヘリコプターの音が響きました。“ドクターヘリ”かな?と思いましたが、向かった先が西側方面だったので“何となく違和感”が残りました。
昨夜、後援会員宅を数件訪問すると85歳のおばぁちゃんが「新政権に期待しているので、国会中継を見るようになった。でも、やろうとしていることが私の思いとは違っているような感じ。この間の小池晃議員の質問は良かったネ。あれだけ(後期高齢者医療制度は)“廃止します”と選挙前から言っていたのに、何でやらないのかネ。農家への所得補償の対応もおかしいヨ!・・・」と矢継ぎ早に話が出されました。期待感より不安感があるのでしょう。「もっともっと(共産党さんには)頑張ってほしい」と激励されました。ある方は「“マニフェスト”だか ら、何でもやって良いのかい?」と国会でのブレ答弁を厳しく批判していました。
昨夜のTVニュースでも「事業仕分け」作業の様子が公開中継され、マスコミは一斉に“公開”面を誇張して評価しているように思います。
確かに、①事業の不要性②事業の担い手③事業の緊急性を検討し、ムダ使いを改め事業評価することは否定しません。しかし、民間有識者のなかには自・公政権時に政府税制調査会会長を務めた石弘光氏、経済財政諮問会議の審議員であった川本裕子氏など民主党が批判していた「小泉改革」の推進者が含まれています。
事業「廃止」と言う結論は、一見有権者から見ると“ムダ使い”が削減されたものと推測されるでしょう。でも、必要なものまで削る「事業仕分け」では国民生活は守られません。「3兆円ありき」の姿が見えてきます。
最近では頻繁に次男宛の郵便物が届きます。必要な可否が問われている全国学力テスト問題(私は反対です)や高校の模試などを受注している「ベネッセ」がありますが、行政刷新会議の事業仕分け人から「子どもの読書というなら『ベネッセ』がある」と企業名が公然と出されています。
また、地方自治体の歳入にとつて欠かすことが出来ない“地方交付税”までも対象に含まれています。市議会でも「陳情」を何度も採択しているものであり、「事業仕分け」の対象に入れること事態が問題だと思います。
私は、防衛省予算に対し、何の義務のない「思いやり」予算や「政党助成金」予算を思いっ切り削減・廃止することを強く期待しています。それを削って国民の福祉・教育、さらなる雇用確保対策に予算付けすることが国民の求めている新政権への期待ではないでしょうか?