今朝は霧が発生し、どんよりとした天候でしたが、町内会(有珠の沢町)の“30周年記念式典並びに祝賀会”に来賓の一人として参加しました。これまで、町内会館並びに山並み分校で節目の祝賀会が行われていましたが、今回の会場はグランドホテルニュー王子。来賓含め150人を超える人が参加しました。
今回は、節目の祝賀会という事もあり実行委員会として“町旗”を作成しました。今後、防災訓練や災害時等に町内会としての標記として活用するようです。
私が、有珠の沢町に居住して17年目。隣町の豊川町に借家で生活していましたが、有珠の沢町の高速道路奥に“ゴルフ場建設”の問題があり、初選挙のとき「ゴルフ場建設反対!」を公約にして選挙戦に挑みました。その当時、有珠の沢町民から「地元に住んでいないのに“反対”だけでは信用できない。地元に住まなければ“反対”している住民の心が判らない」と訪問先で厳しい指摘をされました。その言葉は今でも忘れられません。当選しても、どうするか悩んで現住所の土地を購入し家を建て、文字通り地域代表として議会で“ゴルフ場建設反対”で何度も質問。理事者側から“しつこい”議員と言われるようになりました。効を奏したのかゴルフ場建設は断念され、公約は実現しました。
たかが“公約”と言っても、私の政治姿勢の原点であります。それほど、掲げた“公約”の重みを感じます。
今日の祝賀会の花を飾って、美和会の“大正琴”、ひょっとこ踊り、コールヴォイジャーズの合唱(ちょっとコマーシャル:定期演奏会11/28市民会館P2開演)が披露されました。
私は、最後の“万歳三唱”の出番があり、ちょっと酔っていましたが「祝宴で披露された各団体の共通性は“輪”であること。まさに30周年の記念にふさわしいもの。この“輪”を大事にして、町内会のさらなる発展を。節目をこれからの歴史の第1歩として大切にしょう」と呼びかけました。
開演前に婦人部の方々から「現政権で不安がある。子ども手当も良いけれども、家計負担があるのは高校生や大学生のとき。逆にお子さんのいない家庭は増税になるんだったら大変になるよネ・・・」と不安の声が出されました。「渡辺さんは党は違ってもこのままで良いのですか?」と注文もあり「高速道路の無料化、子ども手当の財源確保に増税では国民は納得しないのでは・・・」と説明すると全くその通り。2ヶ月近く経過した新政権に対し、不安の声は大きく広がっています。政権公約の重みは実行して初めて評価されるもの。「出来ない公約なら、しない方がましでは?」と言う市民の意見を聞いて同感です。
それにしても、私が住む町内会の方々は老若男女問わず元気です。そんな町に住んで良かった、と30周年記念祝賀会に参加して感じました。