こんばんは。連休中に訃報が2件もありました。1件は小野寺幸恵議員の義父(享年74歳)です。今晩がお通夜でしたので、今日から始まった決算委員会(午後6時33分閉会)後、直ちに葬儀会場に向かったのですが、2分の遅刻となり失礼いたしました。2件目は私が札幌市厚別区もみじ台内科に勤務していた時に一緒に住民運動などで頑張った党友(64歳)です。突然の訃報に耳を疑いましたが、療養中だったことを知らなく最後の別れも出来ず後悔しています。二人のご冥福を心からお祈り申し上げます。(合掌)
さて、今日の決算委員会(~12日)では、国保会計、霊園会計、介護会計の3会 計で質問させて頂きました。明日は、上下水道、市立病院、市営住宅などの企業会計決算審査がありますが、私は最後の“総括質疑”に的を絞って、いま勉強中です。
今日の質問で各委員からも疑問の声(私語)が出ました。介護保険での質疑の一コマ。低所得者への介護サービスに対する軽減対策です。例えば、社会福祉法人の施設のデイサービス、ショートステイ、訪問介護の利用者には、通常1割負担のところに軽減措置がありますが、民間施設にはその介護サービス利用料の軽減策は適応されていません。3年前に私たち日本共産党市議団と民主党市民連合、民の風の連名で「社会福祉法人施設との格差解消を図る目的」で条例を議員提案しました。その当時、理事者側の調査資料では「仮に、社会福祉法人施設と同様の3事業を民間施設利用者にも適応すると財源は約1.000万円(釧路市の例を参考に)も必要であり、事業の継続性と高齢化社会のなかで対象者が増加するので、財源確保が難しい・・・」と否定的な答弁でした。
ところが、昨年10月から訪問介護だけに限定して予算付けを行った(一定の評価です)のですが、何と決算では予算1.718.000円に対し、126.078円と1/10を下回る結果となりました。私は、「理事者答弁と余りにも乖離がある。あのときの説明資料は一体何を根拠に提出したのか」と迫りました。そして、今回の決算結果、さらに現在の取組み(現行予算)の推移を見据えて、「3事業の財源は十分実現出来る内容であり改善すべき」と提案しました。行政の提出資料の積算根拠には何ら説得力がないことが証明されたのです。市長も含め理事者からは「新年度予算に向けて対応したい」との前向きともとれる答弁でしたが、理事者の資料のあり方で議員提案が否決された経緯があるだけに、その責任は重大です。
書き込みしたいことがたくさんありますが、今日はこの辺で・・・。明日も頑張ります。