先ほど建設常任委員会(10/19~21)の視察を終えて帰苫しました。視察先は下関市と熊本市です。(10/17付のプログで熊本市を長崎市と間違って書き込みました)
苫小牧の天候を想定して季節柄も考えて結構厚着で行ったのですが、何と下関市も熊本市も連日、25℃以上の真夏日には驚きました。(西日本地域は10月末までクールビス期間でした)
下関市は、3.11大震災も含め苫小牧市で進めている耐震化の取組みの先進地として“公共施設(市有建築物)耐震化推進計画”を勉強してきました。下関市の担当職員の説明では「下関市は地震が少ない地域性があり市民の地震への危機意識は薄い。どちらかと言えば台風による土砂災害が多い・・・」とのこと。特に、全国の耐震化率(55.6%)と比較しても山口県は遅れていて、そのなかでも下関市が足を引っ張っていることから、小・中学校と公共施設を含めた耐震化計画を策定している状況で した。市役所に隣接する市立“田中絹代ぶんか館”の耐震化した建物を視察。(添付写真)
熊本市は、下水汚泥から燃料化物を製造し、石炭の代替燃料として有価で供給する“下水汚泥固形燃料化事業”を視察してきました。このとりくみは、バイオマス資源である下水汚泥を資源化することで、温室効果ガスの削減による地球温暖化防止を市の事業として取り組んでいることです。今年度から事業の設計・施工を行い、実施は2年後になるとのこと。費用対効果など難題もありそうです。まだ、施設が完成していないので、今回は担当部局からの資料説明でした。別件ですが、熊本市は政令都市をめざし、周辺の町との合併を行い人口723.111人ということで、政令指定都市(H24.4.1)に指定されるようです。全国で20番目になります。人口100万人以下では初めてですネ!?
何故、政令指定都市が良いのか?私は勉強不足ですが、ただ苫小牧と違うのは、熊本城の城下町で街並みが綺麗。何よりも賑わいのある街でした。
目的地への交通手段(飛行機・新幹線・バスなど)などで疲れました。みなさんお疲れさまでした。