夜に本州に住んでいる義弟から電話があり、「・・・めちゃ“暑い”ですヨ!35℃前後かナ?」との会話。私から、「久々に25℃で暑い1日でした!昨日までは・・・」と話すと(寒暖差の違いに)驚いていました。
話題は参院選に変わり、「新しい党が出来ては消え、何が何だか判らない!変わっていないのは自民党と共産党だけ。あっ!もうひとつあるけど関心がないから・・・」と政党への不信の声でした。私は冗談で、「簡単なんです。党名が変わっても本籍を調べるとすぐ判りますから・・・」と言うと、「そう言われれば、現住所が変わっている人が多いですネ・・・」と笑っていました。
6月定例議会も終わり、好天に恵まれたこともあって何件か訪問しました。ある訪問先での一コマ。「久々なんだから上がりなさいヨ。ちょうど友だちが遊びに来ているから議会の話しを聞かせて、新聞だけでは判らないから・・・」と市政懇談の場になりました。紹介された友だちという人とは初対面でしたが、「貴方が渡辺さんかい。頑張っていることは新聞で知っているヨ!実は、この歳(70代)まで、正直お宅の党は選択肢にはなかったヨ!でも、最近読んだ週刊誌(週刊ポスト)の記事で考えさせられたんだ!東京都議選での議席を伸ばしたことが書いていた。反安倍政権の受け皿は“お宅の党”と書いていたヨ!(アベノミクスで)景気が良くなると言っているが、年金は下がるし、来年から消費税増税を行う。医療費も高くすると言う話しを聞くと“年寄りは早く○○”と言われているようだ・・・」と話しは止まりません。
年齢差があっても、政治に対する怒りを誰かに聞いて欲しい、と言う思いが伝わりました。
先月のある会議での志位委員長の報告のなかで、「・・・後期高齢者をはるかに超えた今、私は“老いらくの恋”の相手を見つけた。結党91年、一貫して戦争に反対、働く者、貧しい人々に手をさしのべている日本共産党が私の恋の相手でした・・・」と米寿を迎えた新入党員の報告を思い出しました。
政治への関心は年齢の問題ではなく、自身の生活の場にあることに気づいた時、政治は大きな変化をつくり出す、と感じました。