今日も“夏日”でしたネ!米軍再編に係る千歳基地への日米訓練移転(共同訓練)実施(7/8~12)の現地説明会があると言うことで千歳基地に行ってきました。(私は毎回参加して質問しています!)今回は、忙しいのか議員の参加は30人中9人の参加でした。市役所から貸し切りバスで千歳基地へ直行。
基地内では、北海道防衛局が用意したバスでF16戦闘機を見学。(添付写真)基地内は 弱い南風が吹いていましたが、強い日差しが頭を直撃。黙っていたら“熱中症”になる状況だけに、戦闘機が着くまで冷房の効いたバスで待機していました。11時50分から基地内の広報館で、米空軍(第35戦闘航空群:青森県三沢基地所属)によるブリーフィング(添付写真)が行われ、その説明に対する質疑があっ たので私は2点質問しました。①説明会後の午後から訓練は行われるのか?②三沢基地からF16戦闘機の訓練移転が沖縄(嘉手納基地)の負担軽減になるのか?と聞いた所、マッセタ少佐(訓練移転の隊長)は、「すでに午前中からオペレーションを実施し、午後から訓練を開始する。今回の目的は共同訓練としての実施であり“沖縄の負担軽減”ということにはならない」と答えました。質疑は1回しか出来ないので、その後に行われる北海道防衛局の説明会でも質問しました。質疑の内容は、「6/26にアメリカアリゾナ州でF16戦闘機が墜落し、まだ墜落の原因が調査中にも関わらず、何故今回の訓練移転が行われるのか?今回の訓練移転に参加するF16米軍戦闘機の正確な機数の情報開示をすべきでは?」と聞いても、「戦闘機は8機程度と聞いています。事故原因は現在、究明中です。」と人ごとのような説明でした。まさに、米軍優先の訓練移転の実態が明らかですネ!
今回の千歳基地での訓練移転は6回目になります。これまでは、沖縄県嘉手納基地所属のF15戦闘機と岩国基地所属のFA18戦闘機が飛来していました。その際の説明では、「岩国基地からFA18戦闘機が千歳基地に来ることで、岩国基地の戦闘機数が少なくなり、そこに嘉手納基地から岩国基地に飛来することで沖縄の負担軽減につながる・・・」と説明していましたが、今回の訓練については、「・・・間接的に負担軽減される」と意味不明の説明には参加者からもブーイングがありました。
それにしても、戦闘機の爆音は酷いですネ!(説明会は)納得できないことばかりだったので相当頭にきました。千歳基地の出口の近くにあった温度計を見ると“29.6℃”の表示が。私の頭はそれ以上にかっかしていたと思います。