今日の苫小牧の日差しはちょっと“暑かった”ですネ!帰宅すると、私のメル友(元小学校の先生)から“ハガキ”が届いていました。いつものように激励の言葉が寄せられ元気を頂きました。(すぐにメールで返信!)
連日の猛暑のなかで、北海道・東北・関東地域を駆けめぐっている紙智子参院議員の奮闘ぶりが“しんぶん赤旗”で掲載されていますが、その忙しいなか最終盤となる7月15日(月)に急きょ苫小牧入りすることが決まりました。その日は、91年前に日本共産党が誕生した“党創立記念日”です。
偶然ですが、北海道内を“元気もりもり”と遊説している“もりつねと”さんも同日に苫小牧入りするので、一緒に合流し市内2ヶ所で街頭演説を計画中です。
参院選の期間中、苫小牧市内で、二人が一緒になって訴えるのはその日だけに、期待と歓迎の声が届いています。(いつ、何時に、どこで、と問い合わせが・・・)
さて、余りマスコミの話題になっていませんが、参院選が終わった8月1日から生活保護の基準が下がることをご存じですか?
何と、3年間で10%も下げるのです。
この影響について、過日の議会(6月定例議会)で会派の小野寺幸恵団長が一般質問で取り上げました。
その結果を整理すると、①2013年8月から2014年3月までの期間で約6.300万円が減額され、②2014年4月から2015年3月までの期間で約1億8.900万円が減額。③そして2015年4月からずーっと、年間約2億8.350万円の減額です。
具体的なモデルケースを上記に当てはめると、①標準3世帯の場合、今年度は4.800円/月、来年度は9.600円/月、再来年度以降は14.400円/月と大変な減額です。また、母子3世帯の場合、今年度4.180円/月、来年度8.360円/月、再来年度以降12.540円/月と減額試算されています。(高齢者世帯も大変です!)
最低限度の生活基準額が減額されることによって、その影響は他にも現れるのです。例えば、就学援助世帯、非課税世帯などが除外される方が出てきます。答弁のなかで、「就学援助への影響は今年度を試算すると小学生で27世帯(36人)ですが、中学生は小学生の約半分なので推測で18人程度・・・」と推測値が明らかになりました。生活保護基準が段階的に削減されることで、同時に就学援助から除外される小・中学生は今年度の2~3倍の影響が出てきます。
「“アベノミクス”(安倍政権の経済対策)でデフレ不況から脱却し、景気回復が出来る」と自民・公明の与党の方々は持ち上げています。他の野党の方も賛成しているようですが・・・。生活保護の基準を下げて、何故暮らしが良くなるのでしょうか?ましてや、その基準引き下げによって、与える影響を考えると、ますます消費購買力が落ち込み、地域の商店の売り上げに影響します。
選挙後の7月末に生活保護世帯に“保護決定通知書”が送付されると思います。前月の通知書と比較しただけで、その影響額が判ります。
「これ以上下がったら生活できない」の声がたくさん寄せられています。