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難しい裁き!

2014年06月12日 08時19分38秒 | インポート

 

 “議会疲れ”のか、朝起きるのが辛い日々が続いています。さらに、連日の雨と言うことで早朝ウォークが出来ずストレス解消が出来ません。(>_<)

 

 さて、先週金曜日に西野茂樹議長宛に提出された“懲罰動議”の取扱いに関わって今週はじめから議会運営委員会、本会議で議論を重ね、最終的に懲罰委員会が設置され、昨日苫小牧市政はじめての懲罰委員会が開催されました。

 

私は、「指摘されているT議員の言動が議会の品位と規律維持に抵触するのであれば、その前に議長としての裁量権が優先であり、議長の裁量は正しかった」ことを理由に懲罰委員会設置にも、懲罰動議の対応もすべて反対の立場をとりました。結果的に懲罰委員会(9人)のうち4会派の委員が“謝罪”という結論を出し、5対3で“謝罪”が確定しました。

 

 議会で議員を裁くことは大変難しいことです。ただ、議長が私の質問で、「本会議では議長として答弁できる立場でないので、この場で議長としての見解を述べたい。私は、K議員の質問中に、個人への誹謗中傷にふれる部分があったことは聞こえました、K議員から『注意してください』と言われ『ご静粛に』にと2回発言し、さらにK議員から『名前で注意してください』と言われ、私の裁量権でT議員に対し『T議員ご静粛に・・・』と発言しました。これは重いものです。その後の質疑のなかでは、私語はあったとは言え、(懲罰動議の理由にある)個人への誹謗中傷や議会運営を乱すことなくK議員の質疑は終えました。確かに、『退場・・・』などの裁量権を持っているとは言え、それを発するものではなかつた。今後は、議会の品位を損ねる私語だけでなく、私語を誘発する質問(誹謗中傷なども含め)に対しても厳格に対応したい・・・」と述べられましたので、私は議長裁きを判断材料にして懲罰動議に反対しました。

 

 過去23年間の議員生活の中では、(聞き捨てならない)色々な私語が飛び交い、議員同士の口論も“目の当たり”にしてきただけに・・・残念です。

 

 確かに、本会議であれ委員会であれ、「うるさい!」と言う表現は適切です。それはT議員のみならず私も私語で発することがあるだけに注意しなければならない、と思いますが・・・。ただ、私語は議事録に残らないだけに議会人同士が“けん制”することも大切なことだと思います。

 

 さて、昨夜は「苫小牧市民の生活実態について~拡がる貧困と格差~」と題する学習会の講師として約50人を前に1時間近く話す議会がありました。(添付写真)議会Photo 前から苫小牧市政(医療・福祉・介護・教育)に関わる統計を10年間分析し独自作成した資料をテキストとして活用しました。

 

 「10年・20年先を見据えて・・・」と発信する方もいますが、過去10年間遡った時の現在を見て市民生活の実態から何を(市政は)するのか、と言う視点が大事だと思います。みなさんの真剣なまなざしを見ながら、もっと深く勉強していくことの大切さを学びました。^0^