連日の雨にはまいりますネ! (>_<)ゞ
会期7日間(土・日除く)の6月定例議会も今日の午後6時前に終えることが出来ました。(長~く感じた議会でした!)
今議会は、一般質問トップではじまり、追加議案「契約の締結」3件の審議の最後の質問者だったので、23年間のなかで1番思い出の残る、そして忙しい充実した議会活動でしたネ!(∩.∩)
議会中ということもあり、ブログのアクセス数は3.000件を超えていました。(最高は1.011件)
さて、一般質問のパート4は明日に書き込みますが、その前に今日の追加議案の審議について書き込みます。
そもそも、契約の締結案件は、問題(グレーゾーン)があったとしても正規のルールで入札を終え、仮契約をかわしているだけに、議会は否決出来ない状況があります。
特に、今回の場合は、消防庁舎新築主体工事を分離・分割発注で行い、市内のAラングを中心に4JV(共同企業体)が入札に参加しましたが、何と分離・分割にした新築主体工事(A工区とB工区)の両方を一つのJVが応札すると言う、市長の答弁では「想定外」の結果となりました。
30人の議員誰しもが疑問に思うのは当然ですが、そうしたことを可能にしていることが問題なのです。
私の前に松井雅宏議員も質問されましたが、同一業者が応札すると分離・分割発注は崩れてしまいます。最近は、札幌を含め各自治体でも入札が“不落札”になるケースが出ているだけに大変な事態が生まれています。
私は、まず同一業者の応札の防止対策とし「一抜け方式」(最初に応札されたJVは次の入札には参加出来ない)という条件設定を行うことで改善出来ます。そして、不落札の問題は予定価格の設定金額が市場価格の実態が反映されているかと言う問題です。現在は予定価格(事前公表なし)を基準に100%以内で1番下回ったところ(最低制限価格以上で)が応札される仕組みですが、何でも低ければ良いと言うわけではなく、下請け・孫請けの仕事が(工事代金や労賃など)適正に守られているのか、と言う問題の改善策も求められています。
質疑を終えて最後の討論で私は、「入札に際し、分離・分割を重視する趣旨から『一抜け方式』を導入し、不落札防止対策として市場単価の実態をしつかり把握して下請け保護を含めた管理体制を強化することを強く求める」と異例の注文をつけて条件賛成の討論を行いました。(まだ書き込みたいことがありますが・・・)
これからも公共工事(日新団地の建て替えなど)があるだけに、今回のような事態は絶対に避けるべきです。
まさに、議会のチェック機能が問われる議案でしたネ!
ワールドカップが開催されましたが、明日からは市長選対策でまた忙しい日々がはじまりますが、頑張ります。
15日(日)午前10時から市民会館小ホールで工藤良一さんを励ます総決起集会が予定されています。ぜひ、多くの市民のみなさんの参加をお待ち申し上げます。