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数字から読む市民生活の実態!

2014年06月26日 21時50分11秒 | インポート

 

 夏至が過ぎても曇り空が続きますネ!(>_<)(夏らしい日差しが欲しい!)

 

今週は、朝早く、夜が遅い生活だけに体調管理が難しく、自己責任ですが“夏風邪”をひいてしまいました。夏風邪は要注意、と言うことで受診しましたが、クスリを飲むと身体がだるく、眠くて・・・症状は回復してきましたが、油断せずに頑張ります。^0^

 

昨夜は、ある職場の全職員会議(60人規模)で「苫小牧市政の現状について」をテーマで講師として50分間話をさせて頂きました。

 

講師依頼のきっかけは、数ヶ月かけて作成した独自資料が話題になっているようです。市民のなかに拡がっている“貧困と格差”問題を10年間のスパーンで分析した統計資料です。単なる数字とは言え、少子・高齢化が進むなかで、“豊かさ”を感じる市民がいるのか?と言う疑問を数字が裏付けています。

 

例えば、85.600世帯のうち、(個人市民税)納税世帯は85.7%ですから、14.3%は非課税世帯ということになります。納税世帯をさらに200万円以下課税標準世帯で見ると52.795世帯と実に71.7%を示し、厳しい生活実態の状況が判ります。数字は嘘をつきません。

 

また、少子化問題から児童・生徒数を見ると、10年前と比較すると約1.000人減少しているなかで、就学援助を受ける児童・生徒数は10年前より約100人増加しています。同様に、生活保護世帯は10年前の1.6倍増という状況です。

 

一方、高齢化問題も深刻です。今国会で強行された医療・介護総合推進法によって、介護保険の要支援12認定者の在宅サービスが介護保険から外されてしまいます。苫小牧では、1.607人(直近の資料)が対象となりますが、サービスの継続は自治体の裁量に委ねられます。まさに、「保険あって介護なし」の実態となるだけに行政の対応が強く求められます。

 

こうした状況をどのように改善していくのか?

 

私たちは現状認識をしっかりつかみ、協同の取り組みを進めながら、改善の方向性をつくりだすことが課題です。