こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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寂しい転居ハガキ!

2009年08月03日 17時41分09秒 | インポート

 8月に入っても夏はほど遠い、というのが実感。我が家の花畑にも異常現象が起きています。「秋の七草」のひとつの「桔梗」(添付写真)が開花しています。Img_07551 例年なら「お盆」過ぎに咲くのに、「どうなってしまったのか?」と疑いたくなります。今週末には市の夏のイベントである「港まつり」(8/79)が予定されていますが、長期予報では「曇りのち晴れ」が今日の予報では「曇りのち雨」と激しく変動しています。総選挙がたたかわれていますが、まさに自然も政治も「激動」しています。

 最近、我が家に「引っ越ししました」というハガキが届きました。差出人は「一人暮らし」の高齢者からです。在宅で頑張っていたのに、転居先を見ると市外の高齢者施設でした。過日も96歳で元気に生活していた「一人暮らし」のおばぁちゃん宅を訪問すると、「私は元気でも、子どもたちが心配するので施設に入ることにしました」と引っ越しの準備をされていました。「遊びに来てネ」と笑顔でお話していましたが、「まだまだ頑張れる。人の世話にはなりたくない」と言っていた人だけに、その心境を考えると辛くなります。

 でも、施設入所を希望しても空きがなくて在宅介護を受けるかデイサービスを利用している方が増えています。「仮に施設入所が可能になっても、貰っている年金では、施設入所は出来ない。何で年寄りいじめするのかネ。選挙で頑張って貰わないと困る」と悲痛の叫びです。「消費税は福祉のために使うと言っていたよネ!今になってから『安心』社会をめざすなんて。自民党も公明党もやってきたことは年寄りいじめだけ・・・」と「的を射た」指摘です。「安心」社会とはこれまでやってきた政治がいかにデタラメだったのか、「反省もしないで『受け』だけの政権公約には騙されません」とはっきり言い切るおばぁちゃんの言葉には説得力がありました。

 日本共産党の総選挙政策に「いまの医療費の窓口負担3割は大変だから、その第1歩として75歳以上の医療費を無料に。就学前の子どもの医療費も無料にすることを国の制度にする」と具体的に掲げています。限られた財政のなかで、地方自治体ではすでに無料化を実施していますが、もし国の制度で実現すると、もっと拡充できることになります。それが「改革」だと思います。ひとつの例に過ぎませんが、社会保障の負担が増えているだけに、出来るところから実現する方向のために、まずは今の自民・公明政権を終わらせて、新しい政権をつくり実現することを提案します。それが、「建設的野党」の日本共産党の仕事です。自民・公明政権が負ければ、彼らは「破壊的野党」となるでしょう。だからこそ、日本共産党の躍進が大きな役割を果たすと思います。


癒された木陰絵画展!

2009年08月01日 14時56分45秒 | インポート

 今日から暦では葉月ですが、空は相変わらずどんよりした天候。早速、起きて部屋のカレンダーをめくると、30日(日)のところに赤丸がついています。いよいよ待ちに待った日本の進路(歴史的政治戦)がかかった総選挙の投票日を迎えます。7月は「スッキリしない」天候が続きましたが、政治決戦では「熱いたたかいをして共産党が躍進を果たし、北海道から必ず1議席を」と「スッキリしたい」気持ちで一杯です。午前中から後援会員宅を訪問してみましたが、残念ながら留守が多く、会えたのは7人でした。どこでも「期待しているよ。頑張って!!」の応援の声でした。

 訪問前に、苫小牧駒澤大学の隣にある北星公園に寄ってきましImg_07461 た。普段、忙しさを理由Img_07391 に文化・芸術にふれる機会の少ない私ですが、北星公園内で今日から2日間、八幡孝子さん(苫小牧美術協会会員・勤医協苫小牧友の会副会長)の絵画展「木陰展」がはじまりました。主催は、NPO苫小牧高齢者福祉事業団(川沿・北星公園指定管理者)です。日頃から市民に開放している管理事務所の部屋には地元Img_07421 画家の絵が常設展示され、市民の憩いの場になっています。(添付写真)

心配していた雨は避けられましたが、親子連れの家族が公園内の遊具で遊んでいました。この期間は子どもたちが夏休みだけに普段より利用度が高い公園。限られた施設内で、市民サービス向上の一環として「絵画展」という文化・芸術の企画に感動しました。(添付写真:展示作品)

既に、何人かの来客もありましたが、八幡さんの周りには子どもたちが「絵の具」の筆を持って自由に書き始めていました。その子どもたちの顔には真剣さ、そして満面の笑みがImg_07531 ありました。ちょっとした出会いから将来の画家をめざす子が誕生するかも知れない、と思うと主催者の姿勢に敬意を表します。

公園内を一回りしましたが、「どこにも負けない『市民主役の公園』づくりをめざす、と張り切る代表者の姿勢が現れています。

八幡さんの絵は「顔」を描いた作品が多く、「人間には様々な表情があり、それを描き続けたい」との説明に感動しました。

絵画展には、貴重な無実の死刑因-平沢貞通(故人=95歳で獄中死)氏の絵も展示されていました。(添付写真)1971年(昭和46年)に獄中から、当時の日本国民救援会会長であった難波英夫氏宛に送付した「絵と手紙」でImg_07441 す。平沢氏と言えば「帝展」・「文展」に16回入選している北海道が生んだ天才画家で有名です。

管理事務所内には、地元画家である「山口真木さん」、「室谷孝枝さん」の絵も展示していました。僅かな時間でしたが、ひとつひとつの絵を鑑賞するなかで、気持ちが癒されました。絵画展は明日までです。