こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

文化会館の指定管理者全会派一致で否決!

2010年12月08日 00時01分25秒 | インポート

 市議会の本会議場にある時計を見ると“2110”でした。今日の本会議場で私は文化会館の指定管理者問題をとりあげました。取り上げた内容は、市が提案した候補者を2点の視点から質問。①音響、照明、舞台などの実績の有無、②公募4社に対し聞き取り調査の有無-についてです。驚いたことに、①音響、照明、舞台などの実績の有無については、札幌にある“かでる2.7”などが説明されましたが、実態は施設管理業務だけで、音響などは別の会社が指定されていました。

さらに、②公募4社に対し聞き取り調査の有無については、市の指定管理者制度の指針には直接面談(1時間程度)を行う規定があるのに、電話による聞き取りという実態でした。この2点の質問を聞いていた他の議員からも「どうなっているのか?」などの怒涛の声。市の議案に対する説明責任が出来ない状況でした。当然、他の会派の議員からも質問があり、午後6時過ぎに1度本会議を休憩。私は、他の会派の議員にも相談して修正動議の提出を相談すると、何とすべての会派が修正動議に同調してくれることになり、議会として修正動議を提案することになりました。提案者を代表して修正動議の提案説明をした後、理事者提案の指定管理者の候補者は否決され、議会提案の修正動議が全会派一致して賛成という、市政はじまっての修正動議が可決しました。

議会は、行政のチェック機能という役割がありますが、今回提案の指定管理者は4年間で24.4896千円の市税投入の内容でしたが、再度検討して再提出されることになり役割を果たすことができました。

文化会館は大切な教育文化施設であり、特に舞台、音響、照明などホールの利用が主たる施設だけに、もつと議論をかけて慎重なる審議の必要性を感じます。

今回の質問で私は、今後の指定管理者の指定にあたっては、議会での議論を十分に保障すること。そして資料の提出も見てわかる内容に改善することを要求しました。これには、理事者も改善することを約束してくれました。

疲れましたが、議会としての筋を通す結果を全会派一致で出来たことが何よりの財産となりました。

書き込んでいる間に時計の針は翌日になっていました。


慣れこそが危険です!

2010年12月05日 00時25分13秒 | インポート

 この時間帯になると日付が変わります。たったいま東北6県の県人会の忘年会から帰って来ました。昨日のことを含めて書き込みます。

 過日の日米共同訓練(移転訓練)でも土・日は行わなかったのに、何故昨日は(4日の土曜日)爆音が聞こえてくるのか?不思議な話です。「ゴー・・・・、バリバリ」という爆音をたてて戦闘機が1機、有珠の沢上空から旋回し、東側に消えて行きました。私は、とっさに時計を見ると“午前10時42分”です。ちょうど町内を歩いているときでした。見上げると上空に真っ黒なF15戦闘機が普段より大きく見えました。外で仕事をしていた町内の方が「渡辺議員、あれだけ見えるとすればかなり低空飛行だネ」と話をしていると、続いて連続して4機も飛行しているではありませんか?通常訓練では、天候悪化を理由に市街地上空を飛行するミスマッチは起こりますが、5機編隊の飛行はミスマッチで済む話ではありません。

忘れないように!とすぐに市役所に電話して“時間と名前”を伝え、後日訓練内容の経過を担当部局から伺いように通報しておきました。何も予告なしに訓練が行われているのであれば、「市街地上空は飛行しない」との約束は完全に反故されています。緊張している北東アジア情勢を理由に好き勝手なことは許せません。こうして戦闘機の騒音に慣らされていく(慣熟作戦)のが一番怖いことです。

議会中のため、なかなか母のところに顔を出す機会がなかったので、午後から面会に行ってきました。病院に行くと結構知り合いに出会います。「渡辺議員では?」と声をかけられ、会話をすると(お互いに)この数カ月間で急性期病院から回復期病院、そして療養型病床を経て、介護病床に(親が)転移を繰り返す苦労話になってしまいます。でも、在宅介護をされている方のことを考えると大変助かります。

まだ、元気だったころの夕食のひと時。子どもたちが大好きな肉料理になるとちょっと不機嫌な顔を見せていた母。豚肉以外は一切食べない、好き嫌いの多かった人。「ごめんね!おばぁちゃん。僕が肉好きだから・・・」と気遣いしながら話かけていた子どもたちを思い出します。今は、鼻腔栄養で3回の摂取ですが、好き嫌いのない高カロリー食でも食感はありません。同室者の方で自力摂取される方は食事時間が後になるので、鼻腔栄養を見ると「お腹がすいた!」と訴える声に“羨ましさ”を感じたのは不思議なことでしょうか。食べること・味わうことが出来る幸せを改めて感じました。忘年会は望年会であることを望む挨拶に共感しました。

みなさん、おやすみなさい。


立候補の記者会見!

2010年12月02日 20時43分58秒 | インポート

 今日から12月定例議会がはじまりました。師走の忙しいなか、とは言え私たちにとっては昼休みも貴重な時間です。

実は、昼休みの時間帯を利用して、市役所6階にある記者グラブで来春のいっせい地方選挙に向けた党公認市議予定候補者と基本政策を発表してきました。

 記者会見には、工藤恒一党地区委員長と次期予定候補の谷本誠治議員(現職:2期目)、小野寺幸恵議員(現職:2期目)、冨岡隆議員(現職:3期目)、そして私、渡辺満(現職:5期目)の4人が同席。(添付写真)

党市議団を代表して私から、“暮らし・雇用不安をなくし、安心・元気な苫小牧のImg_13561 まちづくりを”の市議選に臨む基本政策(第1次)を発表してきました。

基本政策の基本は、この間党市議団を中心に取り組んできた“市民アンケート”に寄せられた300通を超える声をもとに、6つの重点政策にまとめました。引き続き、“市民アンケート”は取り組みます。さらに寄せられた市民の声を政策化し、第1次に追加していくものにしていきます。

説明した後、記者から「もっとも、市民に訴えたいことは」との問いに、「重点政策は6本の柱であるが、雇用不安のなかで市民の暮らしが大変との認識から、雇用対策に力を入れたい。さらに、行政改革として中央インター建設の中止、各種行政委員会の一部の月額報酬を日額制に、議員報酬の削減などを進め、その財源を市民の福祉・教育予算に配分したい」と述べ、それを実現するためにも現職4人の再選めざして奮闘する決意を述べました。

議会が終わった帰りの駐車場で、私と同期の議員とちょっと会話をしました。「今のような動きは、かつて経験したことのない。新人も含めて(市議選の動きが)鈍い感じがする・・・」と言っていましたが、水面下では師走のなか、時間を割いて各予定候補は走っている、と思います。そろそろ、国道沿や双葉バイパス通り沿に、名前入りの看板が目立ってくるでしょう。区別はつきませんが、道議選の予定候補の名前も出てきて賑やかになるのでは・・・。この時期だけに、看板よりもイルミネーションの方が市民の目にとまると思いますが・・・。


楽しかった市政報告会

2010年12月01日 22時47分05秒 | インポート

 とうとう12月がスタートしましたネ。明日から12月定例議会(~10日)がはじまります。私は一般質問しませんが、議案等のなかで質問準備をしています。7日の火曜日に少し出番があると思います。

 今日は午後から、市政報告会を行いました。午後の時間帯でしたが、30人を超える町内Img_13501 の方々の参加を頂き大変勉強になりました。

 私からは、現状の市政の状況報告を45分間させて頂き、そのあとで質疑交換を行ったところ、参加者から次々に質問・意見が出ました。

 最初に手を挙げた女性からは、「市営バスターミナルのトイレが汚い。特に、女性トイレにはペーパー位は置いてほしい・・・」との意見が出ました。それを聞いていた方から「本州から遊びに来た方が、苫小牧は“紙の街”なのに、何故公衆トイレに“紙”がないのか・・・」と皮肉って意見を述べていました。さすがの私も、意見は聞きますが、どのように解決するのが良いのか?大変難しい問題です。すると、市役所のトイレなどには紙は付き物、との論法から、民間移譲する前にトイレの改修と紙対策を強く要望されました。

 次に出た意見は固定資産税の問題です。「(家を建てて)もう何十年も経過し、時には屋根の塗り替えなど、どれだけお金をかけたか?もう年金生活になると、身体と同様に家の手入れにもお金がかかる。一定の年齢になったら固定資産税の減免は出来ないものか・・・」と難しい質問を投げかけられました。その方は当然、地盤沈下との関わりで苦労されているだけに理解はできます。私は、「固定資産税には、生活保護基準程度の年金生活の場合には、申請することで減額・減免制度があります」としか説明できませんでしたが、減免制度があることも知らない方がたくさんいました。

 質問・意見は止まりません。「もっと明るいまちづくりを。東部地域ばかりが発展して良いのか・・・」と心配する声も出ています。「東西バランスとは何を基準にまちづくりが進められているのか?」等、難しい問題も投げかけられました。

 僅か1時間半の時間でしたが、たくさんの方々から意見・要望も聞いて大変勉強になりました。今月は議会もあるので7ヶ所で市政報告会を計画しています。