レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。

白銅の鏡

2018年01月22日 15時27分05秒 | 民具、雑貨

今でも露店で、中身だけはよくみかける鏡です。
嫁入り道具の一つだったのかもしれません。
女紋を入れた箱に入っています。
偶然にもこの蔦の紋は夫の母の紋です。

持ち手にトウが巻かれています。
全長31㎝、重くて手鏡にはなりません。

 大名家の姫様の雛飾りの御道具の鏡台です。
この台に乗せます。

浮世絵の中に女性の日常が描かれています。鏡を台に乗せてあります。

右の手鏡はこんなに重くはありません。慶応年間生まれの私の曾祖母の遺品です。
中央の小さいものは携帯用です。私の紋の抱茗荷だったので求めました。

曾祖母は昭和20年秋、流行り病で亡くなったそうです。
同じ20年の5月に曽祖父が老衰で逝ってるそうなので、あの世で仲良く暮らしてるだろうかと、鏡に語りかけました。
小さいの以外は、少しは写ります。