改訂版。
1872年(明治5年)フランス製のインクが初輸入され、丸善が販売しました。
1885年(明治18年)カウス・スタイログラヒックペン(針先)、ダッシュアウェイ、フォンテンペン(金ペン付)を万年筆と呼ばれました。
私の蒐集の万年筆です。
万年筆は上等の材料と、職人の技術で高価なものがたくさんありますが、生活必需品だった時代、インクの吸入法の比較で収集しました。
まず、右の3本です。
軸の金属を引き上げて吸入するのでしょうか?
この中の一本、付いているマークはどういう意味でしょうか。
中央の物は昭和25年国勢調査総理府統計局と、印字されています。
調査員に配布されたものと思われます。
プランジャー式です。
太いモノに印刷があります。
空気を押し出してスポイトの様にインクを吸入します。
中央はモンブラン、下のパイロットのコレは、お尻の青いものを前後に動かす様式らしいです。
こちらはプランジャー式?
これぞ本当の万年 筆。
1828年、近江の鉄砲鍛冶、一貫斎国友藤兵衛が発明した「懐中筆」を称えているようです。
親子式? 親はインクを溜められますが、子はペンだけ付いてお尻の蓋になってイザという時のために控えています。
カートリッジ式は使い捨てで、インクが無くなったら外して差し替える。
挿すと栓になっているボールがコロンと落ち込んで完了、便利でした。
1963年(昭和38年)パイロットから発売、キャップ無しでノック式です。
カートリッジ式です。
インクを注入するスポイト(アイドロッパー式用の)です。
箱の中に万年筆店のスタンプが押してあります。
理科の実験用(右)もガラスです。
昭和12年のパイロットインクのポスターです。
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