和裁用のはさみです。
左の一番大きいのが裁ちばさみで19㎝あります。
刃の背側が丸い特徴があり、丸い肩を滑らせながら切り進みます。
和服の反物の幅はおよそ38㎝。
襟(えり)や衽(おくみ)を裁つ場合でも、直線裁ちですからこれで充分でした。
祖母が使っていました。
見つけた時、懐かしかった。
よく使い込んであります。
その隣のはさみは、裁ちばさみと糸切ばさみ兼用です。
刃の片側が、丸みを帯びています。
右の4本は糸切ばさみと言って縫い終わった糸をパチンと切るのです。
裁縫に不慣れな頃、はさみを握りしめすぎた経験はありませんか?
すると、ここで怪我しそうになります。
30年以上前からキャップを付けたものが作られていて、子供たちが小学校で使ったお道具箱に入っていました。
いいアイデアで、これなら安心です
曲線裁ちの洋服の裁ちばさみですが、前々から和服でもこちらを使用します。
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