なじみの古物商からいただいた。
着物の文庫(反物を包んでいる堅い紙)
裏面にぬりえが印刷されている。
着物に仕立てれば要らなくなる文庫です。
銘仙の反物の文庫に印刷された懸賞ぬりえ。
呉服店ではなく(株)紅屋文庫店とあります。
着物製造元や問屋など各々の注文に応じた文庫(商品のカバー)を製造していたようです。
一等の子供用自転車は子供にとってあこがれだったようですが、この様な懸賞品を出せるのは、商売がうまくいっていたのでしょう。
昭和33年、嫁入り道具に多くの着物を持参しながら、一生着なかったものまで、まだまだ需要の多かった時代でした。
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