ウランちゃんは、ほとんど寝てばかりに成りました
それでも、私たちが朝・昼・夕と食事を始めると、
ゆっくりベットから出て来て、毎日お決まりのコースで、
必ずTさんの右側に回り、そして右側のひざから、胡坐の中に座りました
そして、Tさんのおかずやおつまみなどを、柔らかく噛んでもらって
手の平に乗せて貰い、美味しそうに食べました
そしてその後で、これも毎日同じ様に、私の側にも来て、
同じ様に、美味しいものを少しだけ食べました
ウーちゃんの世話は、殆ど私がしていました、
だから、私との触れ合いの方が多かったのです
でも、ウーちゃんはこの家の主人は、Tさんで有ると言うことを、
ちゃんと知っていました
だから、食事の時も必ず、まずTさんにつき合ったのです
猫で有りながら、なんて優しい心遣いでしょう
言葉は使わないけれど、目や動作で人間以上に温かい心を
表現ていたと思います
こうして、Tさんと私につき合って、美味しいものを貰っている時が
ウーちゃんにとっても、私たちにとっても、ほっとする幸せな時でした
ウーちゃんは、私たちに付き合ってくれた後は、又ベットに入り
うとうとと寝るのでした
食べる量は少なくなりましたが、水は良く飲みました
日に何度も何度も飲んでいました、だからトイレも頻繁に行っていました
感心なのは、ふらふらしていても、必ずトイレに入って
オシッコをしてくれたことです、一度も失敗したことは有りませんでした
こんな毎日になっても、ウーちゃんが、辛そうになかったので
私は (もう長くないかな・・・と) 不安な気持ちはあっても
何時もの様に、仕事も家事も出来ました。・・話続きます。
(写真・・ベットでうとうとするウーちゃん)