韓国映画「デイジー」を観ました。
なぜかオランダでの物語で、デイジーの花に秘められた、切ない恋のお話でした。
画家の卵のヘヨンは知らない人からデイジーの花を贈り続けられる
そんな時、偶然出会った男性ががデイジーの贈り主だと思い込み
ヘヨンは彼に恋心を抱く
だがその人はデイジーの贈り主ではなく、暗殺者を追う刑事だった
彼は捜査のために彼女に近づいた、しかし彼も何時しか彼女に恋をする
そして彼が追い詰めた男こそ、デイジーの贈り主だった
この暗殺者である彼もまた、実はヘヨンに恋をしていた
そして彼は、暗殺者で有るが為に、彼女の前に姿を出せず
デイジーの花を贈り続けていたのです
でもある日、とうとうヘヨンの前に姿を見せました
彼女への思いはどんどん゛大きくなって行きますが
彼の心は彼女には届きません
そんなある日、刑事である彼は、捜査中に謝ってヘヨンを巻込み
声を失う大怪我をさせてしまいます
そして、其れがもとで韓国に帰って行きました
彼の居なくなった寂しさで、落ち込むヘヨンに暗殺者の彼は
一生懸命優しく尽くします、しかし彼の心はヘヨンには響きません
そんな時、刑事の彼がもう一度オランダにやって来ました
彼は、ヘヨンに謝りたかったのです、彼女に近づいた本当のことを
そして、ヘヨンに逢いに行き、優しくヘヨンを見守る男性を見て
彼女を諦め様とします、しかしヘヨンの彼を思う気持ちは変わりませんでした
そんな時、暗殺者の彼に届いた次の仕事は、刑事の暗殺でした
指定された場所で出会う二人、しかし二人の取った任務は遂行されませんでした
二人はお互いに、ヘヨンを思い、彼女のために、
「彼女には君がふさわしい」とお互い向け合った銃を退くのでした
しかし、それぞれに、彼女を思えばこそ悲しい結末になりました
刑事の彼は、他の男に撃たれ、ヘヨンは暗殺者の彼がデイジーの主だと知り
彼に心を開き、そして彼をかばって命をなくします
ヘヨンを失った暗殺者の彼は、雇い主と戦い命を落としました
切なく咲いた恋物語はここで終わりました。
国際警察の刑事と暗殺者達の銃の撃ち合いもある、緊張した場面もありましたが
ヘヨンのチョン・ジヒョン。刑事のイ・ソンジェ。暗殺者のチョン・ウソン。
素敵なこの3人の、優しい心の触れ合いの切ない恋が涙を誘いました
観て良かったな~と感じた映画でした。
(絵・・ツールで描いた私の・・デイジーの花)