日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

ふるさとの風景

2006-08-23 | おえかき
お盆の日、私の古里へ帰った時思ったことは

家の前から眺める風景は、昔も今も変わり有りませんでした

あの子供の頃に見ていた、美しい山並みは変わりなく今も連なっています 

でも・・幼子と野の花を摘みつつ歩いた、田畑の小道には
びっくりするほどの外来植物に、ぞ~っとする怖さを感じました

昔は田んぼの裾野の湿地には、白いサギソウの花が沢山咲いていたものです

でも今は、その湿地にヒメオドリコソウの外来の植物がびっしりと
足元が見えない程に群生していました

もうあの子供の頃に摘んだ、美しい山野草の花はありませんでした

世の中も、植物も、人の心も時代とともに変わり行くものなのでしようか

せめて、古里のこの風景だけは、変わらないで欲しいと思いました。

  (ツール絵・・さつき画)