(和服姿・・さつき画)
先日ラジオを聞いていたら 「今は、畳を知らない子供がいるんだって !」 と
番組のパーソナリティーの方が話してしました
びっくりしたのと、ついにここまできてしまったのか・・・と
なんだか寂しくもなりました
そういえば、最近の家やマンションには和室の無い造りが増えてきました
畳が無いということは・・・正座をすることもないのでしようね
藤原正彦さんの本 「国家の品格 」を読みましたが
この本で藤原正彦さんは・・・
・・・日本は世界で唯一の 「情緒と形の文化」である。国際化という名の
アメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき 「国柄」を長らく
忘れてきた。 「倫理」と 「合理性」 頼みの 「改革」 では、
社会の荒廃を食い止めることはできない。
いま日本に必要なのは、倫理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも
武士道精神であり、 「国家の品格」 を取り戻すことである。・・・
と述べておられます
私はこの本を読んで、本当にそうだなと思うことが多く有りました
また、映画 「武士の一分」 を観ましたが、この映画は武士として命をかけて
守りぬく愛の姿の物語、ここにも日本人の大切にしてきた心がありました
日本人て素晴らしい、この心をいつまでも持ち続けたいと思います
日本の家から畳が消えてゆくのは、私たち日本人の大切な心も消えそうで・・・
なんだか寂しく感じました・・そう思うのは私だけなのでしようか・・・。