風の谷のナウシカ

６月２８日（日）

６月２６日から「一生に一度は、映画館でジブリを。」という企画で、「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記」の４作品が映画館で上映されることになり、さっそくナウシカを観て来ました。

私は「天空の城ラピュタ」以降、大体のジブリ作品は映画館で観たのですが、「風の谷のナウシカ」だけは公開当時まだ中学生だったこともあって映画館で観たことはありませんでした。公開当時、その予告のCMに惹かれどんな映画なのかとても気になっていました。
やっと観れたのはテレビで放送された時だったと思います。一発でナウシカの虜になった私は、当時徳間書店から出ていた宮崎駿とナウシカ関連の書籍を買い漁り、映画の音声が入ったカセットテープ（当時が偲ばれるな）を毎晩聴きながら眠りについたものでした。
その後、何度もテレビで放送されたし、ビデオテープ（これもまた時代を感じさせるな）も手に入れたし、何度も何度も観て、セリフの一言、表情の一コマまで覚えこんでいる作品なのですが、これを映画館のスクリーンで観れるってことで楽しみにしてました。

まず目を引いたのはその映像の美しさ。今では技術力も上がり、映像がきれいってのは当たり前の事なんだけど、これが３６年前の作品と思うとすごい技術だなって思います。特に水、そして雲。
これといった決まった形のないものだからこその難しさを、まるっきり感じさせることない映像にうっとりしました。
また、蟲たちの細かな動きや巨神兵の表情など、人間ではないものを描いた時の細かさが素晴らしかったです。
この映画の中で一番お気に入りのシーンも、しっかり目に焼き付けました（どこのシーンかはナイショ）。
この作品がこの世にあって本当に幸せだなーと思います。
他の３作品は観に行く予定ないけど、ラピュタが上映されるんだったら観に行きたいな。皆さんも是非～。