10月6日(日)
4月に始まったすゑひろがりずの単独ライブ「大吟醸」も、今回の大阪なんばグランド花月での公演で千穐楽を迎えることになりました。
私は初日のルミネ公演と、熊本の公演の2ヶ所行きまして、大阪の千秋楽は配信で観ることに。
今回はとっくりーずの前説なくいきなり民謡クルセイダーズの貝殻節から始まりました。
お二人出て来てオープニングトーク。アメトの踊りたくないに触れてポップコーンを踊る三島さんでしたがやはり踊れてなかった。
そのままネタへ。
伝統芸能フランダースの犬。
南條ネロが天に召される所で三島パトラッシュがびょうびょう鳴きながらやってくるの、めちゃ面白かった。
パトラッシュをフランダースって言い間違えて迷い込む南條さんも面白かったし、悲しい素振りでやって来る三島パトラッシュが可愛すぎた。
ネロをやりたいと役柄を交代してネロ三島にパトラッシュ南條が近寄っていくとアレルギー出て痒くなるネロ三島オモロすぎる。
ディズニーとかトトロみたいに寄席でもやって欲しいな。
2本目はボケとツッコミを交代したいというネタ。
ファミレスの漫才コントでツッコミしたい三島さんがずっとボケてて可愛い。
108って聞いて「船弁慶の第二幕義経の最期かやーい」っての気になります。船弁慶の第二幕、是非とも観てみたいものですね。
これもギュッとまとめれば寄席に向いてると思うなぁ。
合間の映像は「三島でカラオケのイメージ映像を撮ろう!」
東京と熊本では別の映像だったので変わってるの嬉しいです。
南條さん監督でいわゆるカラオケのバックに流れているようなイメージ映像を撮ろうという事で撮影開始。
公園で好きな女の子を待ってる三島さんがかっこいいとこ見せて告白するも断られ、やけになってる所に女の子が戻ってきて付き合うことになるという内容の映像。
嬉しそうな三島さん、悲しそうな三島さん、悔しそうな三島さん。どんな三島さんも可愛らしかったなー。
公園が汚れてて、ベンチにタバコの吸い殻が挟まってたり、遊具の上にアイスの実のパッケージ落ちてたり、自販機の横の室外機の上に大量の、空き瓶空き缶が置いてあったりとリアルガチな風景でしたが、そんなのも含めて撮影してました。
前半は一旦ここまで。
3本目は誰かを説得する時に狂言風にやると、説得力が増して説得出来るという説を立証するというネタ。
南條さんがずっと狂言風だけど、三島さんは普通にしゃべってて新鮮でした。
バスケットの部活を辞めようとしている三島部員を説得する南條部員の熱量が凄い。
ドリブルしてる時の「ダム、ダムダムダム」が良かったわ。
次は娘さんを下さいと言いに来た南條クズ男を追い返す三島パパ。パパにぶん殴られたクズ男が「殴られました。頬が割れるように痛し」っていう所もめちゃくちゃ笑ったな。
4本目は心理テスト。
心理テストを出題する三島さんがずっと古語で、南條さんが「古典のテストか!」と憤るつてもの。
古典の言い回しを覚えるのも大変だろうなぁ。
5本目はコント違和感。
東京で初めてみた時はよくぞこれをコントにしたね!とワクワクしました。
零の間に置いてある小道具、ひょっとこのお面、白波の絵、笠はどこの会場でも同じだったけど、置いてある人形が東京は大きなくまだったかな、熊本はくまモンの人形で、そのご当地ゆかりのキャラクターを使ってあって、こういうのが全国ツアーのいいとこだよね。今回の大阪では新喜劇あきさんの大きな顔が使われていました。
なんグラの倉庫から探し出してきたのかな?
で、最後に男が出てくるのが三島さんで舞を舞うのですが、零の間以外はずっと違和感だらけなのが面白かった。
カラフルなカツラかぶったり踊りが派手だったり袴の紐を上の方で結んでいたり。
途中三島さんじゃない人が出てきたりもして違和感だらけなんだけど、最後違和感ないと思ってたら一の間に戻ってて、なんで!てなるっての。
いつも局番で違和感のゲームやってる時の雰囲気と重なって、お客さんのウケも大きかったです。
合間のVTRの続き。
さっきの映像に合わせて歌を歌うのですが、8曲の中でくじを引いて当たったやつを歌うという事に。
1,コブクロ/桜
2.ウルフルズ/バンザイ~好きでよかった~
3.BUNP OF CHICKEN/天体観測
4.スピッツ/チェリー
5.GReeeeN/キセキ
6.GLAY/HOWEVER
7.サザンオールスターズ/涙のキッス
8.Mr.Children/シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
以上の中から引いたのはスピッツのチェリーとなりまして歌うのは南條さん。会場で生歌!
歌いながら映像の三島さんにもツッコんでました。
2番は三島さんが登場して歌ってて、途中会場が沸いたと思ったら三島さんが客席に降りてのファンサ。お客さんとハイタッチして羨ましいなぁ・・・。
映像はチェリーによく合ってました。
最後、南條さんがハモってカッコよかったなー。
5本目はアルプス一万尺を狂言風で。以前やってたタケノコニョッキみたいに、アルプス一万尺が奥飛騨の儀式という設定で、そのやり方を三島さんが南條さんに教えるというもの。
アルプスが奥飛騨に変わって、動きもスローなんだけど、最後の「さぁ踊りましょ」の所が「さぁ踊りまっしょい」と急にチャラくなってて面白かった。
最後は三島さんが娘ちゃんに自宅でクレープを作ってやりたいというネタ。
作業工程をキューピーのネタみたいに狂言風で説明して行くんですが、キューピーのネタの時のようにボールがめちゃめちゃ大きかったり、粉を大量に入れたり、牛乳もドブドブドブドブと大量に入れて、その割に卵は1個だけしかいれないという謎のレシピでした。
クレープを広げていくところで三島さんが「まるぅにまるぅに広げて参ります」って言うのが可愛らしかったなー。
大きなクレープを一緒に「ペターーーーン」と包むところも可愛かったし、南條さんの「俺らぐりとぐらか!」のツッコミに全家臣「グリグラ!!!」と目がハートになってました。
エンディングで奥飛騨のネタのネタバラシで、三島さんが間違った話をされてました。最後に踊るところで三島さんの動きが何かぎこちないな―と思ってたら、上手く行っちゃいけないところでうまく行ってしまったと・・・。
楽屋でずっと練習されていたそうですが、振付や内容が変わるとなかなかすぐには覚えきれないんでしょうね。
三島さんが恥ずかしそうに顔をこすっていらっしゃる姿が印象的でした。
最後はめでたく鏡開き。
舞台上には一斗樽が置いてあって、お二人の掛け声で「トトントーン」と樽を割るところで三島さんがお客さんに「何かやってもらいます?」と仰って、「大吟醸、ありがとうございました」の後にお客さんが「よぉー」と言う流れになりました。
お客さん参加型は本当にいいですね。お二人がいつもお客さんの事を考えて下さってるの分かります。
写真撮影も「一階左」とか「一階右奥」とか、それぞれの場所に目線を下さってましたが、こういう気の遣いようが南條さんですよねー。家臣はみんな知ってますとも!
あと、「皆さんに行っておかないといけない件がありまして・・・」と、とっくりーずの写真を出して、実はこのとっくりーず「僕たちです!」との衝撃告白がありました。
着ぐるみ被ってジャジャーンとお披露目。
私はてっきりDVD化するのか!?と期待したんですが、とっくりーずの身バレというほのぼのとした衝撃告白。
他の方は「解散」のワードを出してくるのかと思ったと呟いていらっしゃる方が多かったのですが、私は全く別のベクトルの事を思っててなんか恥ずかしかったな。
「解散」というセンシティブなワードが出てこなかったので良かったです。
とっくりーずでもお写真有難いです。
で、他の会場で前節でやってた「大」「吟」「醸」ルーレットをやってみることになりましたが出たのは「大」「吟」「吟」でした。
三島さんは「大吟吟は好きな響き」と言ってました。
最後に今までの思い出をお話されていたんですが、「熊本の時に隣の会場が沢田研二のコンサートやってた」話されてて行ったところの話をされてるの聞くと嬉しいですね。
会場前が年齢層の高いお姉さま方ばかりだったので、熊本のすゑファン、年齢層高いなって思ったのは事実ですWWW
三島さんは「大変だけどこうなっちゃう(ラストを迎える)と寂しい」と仰ってて、それは私達もなんだよーとなりました。
全通した人なんかはもっとそう思うんでしょうね。
最後に映像で今までの写真と、大阪公演の写真が編集されて上映されて、なんか泣きそうになっちゃいました。
配信はここで終わりでしたが、この後長く長く拍手が鳴りやまなかったそう。
アンコールありそうな雰囲気だったそうですが、お見送りをして下さるのに準備されていたようで舞台に出て来られることはなかったそうです。
とっくりーずでのお見送り、今回はそもそもとっくりーずが出てこなかったからないのかなと思ってたら、すゑひろがりずとしてのお見送りがあったそうで、もうどんだけファンサしてくれるのよ。
こういうところだよ好きなの。
諸国漫遊記、宝船、そして大吟醸。全通なんてのはもちろんムリだけど、それぞれ1回は現地参戦出来て有難いですね。
また来年も全国ツアーやって欲しいです。
次、もしかして北海道あったら、行ってみようかなーとか思ってますし、私も行ったことのない場所で単独に参加したいですね。
半年間の長丁場、お疲れ様でした。
すゑひろがりず、一生付いて行きます!!