観て来ましたよー!!!!
満を持しての観劇です。
本日「朧の森に棲む鬼」昼・夜公演と観て参りました。
何と言っても今回はお席が良すぎました。
昼1列6番と夜3列5番。
どちらの席も、染様が目の前っ、目の前にっっ!!
花道がすぐそこっ、すぐそこにっ!!
こんな良いお席で観て、罰が当たらないかしらとドキドキする位良いお席でした。
お席を取って頂いたIさんに感謝感謝!
もう最初から、染様のライに釘付け。
ギッと目に力を込めた時に寄る、鼻筋のしわまで見えるー。
もうね。
色々書きたい事いっぱいあるんだけど、今までに色んな方が観て来て、
詳細レポはあちこちにアップしてあるんで、
私が書かなくてもいいのかなーとか思いますが、それでも書きます。
途中、うざいな・・・と思われた方は、即刻このブログを閉じるように!
もう楽日も近いですしね。
がっつり固まってきている印象はすごく受けました。
カウントダウンで観た時よりも、スピード感がアップしてましたし、
カンパニーが親密になってきているが故の信頼感も感じました。
殺陣の動きも確実に決まってましたねー。
今回は何手位の殺陣があるんでしょうか、かなりの数ですよ。
今回の「ライが刀に操られて人を斬る」大事なシーンは、本当に刀に操られているみたいでした。
あれも相当な稽古が必要と思われますね。
殺陣で凄かった部分は、やはり古田さん演じるマダレとライのラスト付近のシーンですね。
2人とも速い!
もともと古田さんの太刀筋はすごく速くって、それは初演の髑髏城の七人でかなり思ったんだけど、
刀を振ってから、それを止めるまでのスピードが速いんですよね。
それの連続だから、どんどん速く見えるってのもあると思うんだけど、
2ヶ月近く同じ殺陣をやって来て、2人のスピード自体上がって来てると思います。
それから、目の見えなくなったキンタとライの殺陣も良かったー。
キンタとの殺陣は、キンタが動き回るその動きに因るところが大きくて、
これも迫力のある殺陣のシーンになってました。
良かったのはねー、やっぱり高田聖子ちゃんのシキブですね。
ますます凄みを増してました。
もうかわゆーい
シキブと、ドッロドロの
おんなーなシキブが同一人物には思えない程。
『このへちゃむくれ~』でお馴染みの「夢暮歌」は嬉々として歌ってましたね。
セリフがまたいいんですよ。
『常に現役、常に戦闘体制』のくだりが最高に好き。
最後にオオキミを『ごめんねごめんね』って言いながら殺しちゃうトコなんか、泣けてきちゃいました。
はぁ、女はいつも男でダメになるんだぁねぇ・・・。
それから秋山さんのツナ。
凛とした立ち姿がステキ過ぎ。
夫を愛して、エイアン国の四天王の1人としてブレずに立っていたのに、
これもまたライのせいでぐにゃぐにゃになっちゃうんです。
あの揺れる気持ちを赤裸々に告白する所なんか、
おんなーなんだよねぇ。
肩のラインなんかほっそりしてて、私と同じ種類のイキモノとは思えないっすよ。
なんであんなに細いんだ。
ギュッと抱きしめたいっ!って、ライじゃなくても思いますよねー。
阿部サダヲちゃんのキンタもいいっ。
すごくいいっ。
細かく細かくいいっ。
キラキラしてたなぁ。
ものすごく楽しそうだった。
ライと一緒にいる時の幸せそうな顔が忘れられません。
ライから裏切られてからのキンタはキレてましたね。
あんなに楽しそうだったのに・・・と悲しくなる位キレてました。
今までのどんなキャラよりも、このキンタが1番好きかもしれない。
我らが古田さんもやってくれました。
細かい顔芸がたまらないんですよね。
間を解ってらっしゃると言うか、緩急の差です。
何であんなに上手いんだ。
色んな演出家が欲しがる訳ですよね。ビックリしちゃう。
そしてもう、この世にある言葉では言い尽くせない程の感謝と感激をくれた染ライ。
何がどう良かったとか、もうとても言葉で言えないです。
その中でもどうしてもこれだけは言っておきたいっていうシーンが、
やはりラストの『朧の森を俺の血で染めてやる』と言って血が噴き出すシーンです。
爆音と共にライの体に閃光が走って、水が赤く染まるのを見た瞬間、
思わず「うっ」って言っちゃったもん。
心臓がドキドキして、体中が震えました。
それからですねえ。
私は劇団☆新感線と言う劇団をとてもとても愛していますので、
劇団員のみんなが大好きなんですよ。
もったいないのは、せっかくいい仕事をする劇団員がいるのに、
外部からの出演者にいい所は持って行かれちゃってるんですね。
それが、残念と言いますか・・・。
今日感じたのは、オーエ国の部下をやってたエマちゃんなんか、
はっきり言ってシュテンをやってた真木ようこさんより殺陣が上手いんです。
そりゃそうですよ。
この劇団でいつも殺陣やってるんですもの。
でも外部がいい役持って行っちゃうんです。
そう言うのがちょっと悲しいなっていうか・・・。
あ、うざくなって来たでしょ?
そろそろブログ閉じちゃっていいですよ。
まあ、そんなこんなで
こういう大きな公演を打ってくれるのは有難いし、嬉しい事でもあるんですが、
もっと劇団員がたくさん出て来るお芝居も観たいなーと。
そう言う事です。
チャンピオン祭り楽しみだなー。
それからおまけです。
日ネタ昼公演
〈ウラベとサダミツ〉
ウラベ:今日はあの茶屋に行ってみんか?
サダミツ:さてはあの子に気があるのか?
ウラベ:あー、彼女欲しい。
〈キンタのオクマへの蹴り〉
キンタのつま先が、オクマののど元にヒット。
あれ、ホントに当たってたのかなぁ?当たってたらかなり痛そう、って位のヒットでした。
〈マダレの名前〉
ごんたさん!
その後マダレがオクマに「ごんたはねーだろ?あん?あん?」みたいな事をブツブツ言ってました。
日ネタ夜公演
〈ウラベとサダミツ〉
ウラベ:たまには家に遊びに来ないか?
サダミツ:人を家に招待するならもう少し部屋を片付けたらどうだ?まるで迷路だ。
ウラベ:攻略本作るからさー。
〈キンタのオクマへの蹴り〉
オクマ、夜はぶっ飛んじゃってました。
もう少しで花道から落ちそう、てか花道を下手側に大きくはみ出してました。
〈マダレの名前〉
モズク!