充実→詰め込みすぎじゃね？→つーか１個諦めてるし

４月１６日（土）

※長いです。今日。諦めずに最後までお付き合いくらはい・・・

徹夜した
いや、寝なかったんじゃなくて、眠れなかった。
なんでかな？
以前親戚のおばちゃんが「昼にお茶を飲み過ぎると、夜眠られん。」と言ってた事を思い出す。
昼にとったカフェインが夜にまで作用？と、その時はまさかと思ったがどうなんだろう？
昨日はアイスコーヒー３杯飲んじゃった。
そのせい？そのせいなの？

今日は早起きしなきゃいけない日で、しょうがないから予定より早い時間に出かける準備。
あーボーッとする。
しょうがないからコーヒーで頭をはっきりさせる。
と、何？
今日の夜また眠れないの？んな馬鹿な・・・

早起きの理由はチケット取り。
今日は六月博多座大歌舞伎の発売日。
今回は海老蔵襲名公演と言うんで、かなりの争奪戦になりそう。
電話より直接買いに行った方が早いと、わざわざ高速バスに乗って博多座まで来たはいいものの、

　　　

８時過ぎに到着してもらった整理券番号は２１３番！　
どひー人気なのね～。
大好きな染様の出る公演じゃないんで、別にＣ席で充分なんだけど・・・
これ、予定通り９時頃来てたら何番だったのかなぁ？
それにしても、博多座の職員の方々、対応が親切丁寧。
「何時頃戻ってきたらいいですかねぇ？」って訊ねたら
「１時間に８０人位進みますから１２時位までは大丈夫です。百貨店にでもお行きになられたら？」と、
時間のつぶし方まで教えてくれました。
ありがとう！
百貨店には行かないけどね

ん！ん！ん！ん！ん！
人生、一瞬先に何が待ち受けてるかわからないね。
今日は確かに海老蔵公演のチケットを取りに来た筈なのに、
私はいつの間にか博多座のＢ席で森光子の「放浪記」を観ていた。



奥さんが来られなくなったという、あるおじさんが
「チケット差し上げます。無駄にしたらもったいないから。」なんて事を言ってきた。
わお！　
タダで観れりゃあそら嬉しいけど、さすがにタダでは気の毒。
８４００円のチケットを３０００円で譲ってもらって、放浪記観劇。

うーむ、さすがは森光子さん。
女が女として生きるのが楽ではなかった時代に、媚びず諦めず飄々と生きた林芙美子。
あまりにも不幸で、他人にこよりを作ってもらっただけで泣いてしまう程の孤独な人。
「私には放浪する癖があるんです。小さい頃からそうなんだから、もう慣れてしまっているんです。」
なんて哀しい台詞を聞くと、
決して他人に甘えない、甘える事の出来ない女の、痛々しいまでの強がりを感じてしまう。
そんな林芙美子が、森光子さんに乗り移ったようで、それ以外のキャスティングが浮かばないなぁ。
これはとーーってもラッキーな事だったんだろうな。
１７００回以上、同じ役者が同じ役するなんて、なんと言うかもう奇跡ね。
これから先、また森さんが「放浪記」で福岡に来られるかは分からないし、
とすると「放浪記」を観る最後のチャンスだったのかも。
今まで林芙美子は読んだ事無かったけど、
よーし！今度図書館に借りに行くぞ！！
観劇後、隣に座っていたチケットを譲ってくれたおじさんにお礼を言って、博多座を後にする。

ん？ところで、海老蔵公演のチケットはどうなったかって？



放浪記の休憩中、うまいこと順番が来てゲット出来ましたわよ　
放浪記終わって、外に出た時に「３９０番台の人並んで下さい」って言ってたよ。
３時近かったけどね・・・

さて、今日はまだまだイベントが。
せっかく福岡まで出てきたんだから、福岡でしかやってない映画でも観て帰ろうと
親富孝通りにある映画館へ。
キムギドク監督の「サマリア」を観る。
韓国でキムギドク監督の「春夏秋冬そして春」を観た時はちょーっと難解で、
アクの強い表現が多く、？な感じで進んじゃう部分があったんで、今回もおそるおそる。
やっぱちょっと「こんな適当な感じで流していいのー？」と突っ込みたいトコ多数。
取り扱う素材は申し分ないのに・・・

少々不完全燃焼なまま、次はワンコインシネマ。



たったの100円で、素人さん達が作った10分ない位の映像を6本程観れる企画。
あんまり質のいいヤツなかった

本当は更に、さっきの映画館に戻って、阿修羅城にも出てる宮沢りえちゃんの
「トニー滝谷」も観ようと思っていたが、もうギブアップ　　
体は勝手にバスセンターに向かう。
バスセンターで偶然、Ｔ瀬さんに会う。
今日の一部始終を話したら、さすがに驚かれる。
バスの中では爆睡　
うっかり寝過ごさない様に、　のアラームをタイマー予約。
それでもちょいやば目でお家に到着。

しっかし疲れた
今日は何杯コーヒー飲んでてもぐっすり寝れますわ　

※読んで頂きましてありがとうございました。皆様もお疲れ様。