8-14:シンプルな風の暮らし
エアコンの効きを良くするために気密なつくりにはしていないだろうか?ということで・・・エアコンに頼る快適な室内環境づくりを見直す必要があります。室内環境を機械で補いすぎた感じですね(暑いから冷やす)(笑)
そこで、風の抜ける「家づくり」です。
普通に間取り図なんかを眺めていると、窓が適当に配置されているので差ほど問題が無いように見えますが、実際に使える(使っている)窓であるかが重要なのです。
お隣の視線を感じて閉じたままではないでしょうか?
雨の心配をするあまり閉じたままではないでしょうか?
防犯を考えるとオチオチ開けてはいられないので・・・(困)
個室のプライバシーを24時間守っていませんか?
家の廻りの環境も少し考える必要があります。向こう三軒両隣的な考え方もありますし、街全体で考える事も必要かもしれません(笑)
境界までイッパイに家を建てていないだろうか?
エアコンの室外機がお隣に向いてはいないだろうか?
窓が向かい合わせに配置されていないだろうか?
緑の樹木を植えてますか?
コンクリートで固められた庭に造られてはいないだろうか?
難しく「風の抜ける計画」をするならば、温度差や窓の配置を・・・なんて考えなきゃいけないのですが・・・ココでは省略します。
シンプルに建物間に空きを取り、緑を植え、使える窓を配置すれば、自然と風が抜けるのです。ビル風ってのもありますが・・・あれは自然の風ではなくって、建物の密集バランスが崩れて起こる現象なのです。強すぎて逆に閉めちゃいますね、「太陽と北風」のお話のようです(笑)。
建物の断熱性能は随分と良くなっています。当たり前に窓を開けると風が抜け、随分とすごし易い住環境になるのです。
暑いから涼む・・・これが「シンプルな風の暮らし」の考え方なのです(笑)
2階だし、立地的に泥棒が入りにくい所・・・と油断して開けまくりです。
昼間ももちろん全開、ドアも開けちゃう。(ちょっと危ない?!)
狭く単純なつくりのアパートならではの強みで、窓を開ければス~っと風が通っていきます。
ただし、私が娘に怒鳴っている声はまる聞こえですけれど・・・;
こんな時、都会じゃなくてよかった~~~と思います。
窓を閉め切って熱中症で亡くなった方はやはり防犯面が心配だったのでしょうか?
せっかく風の通る窓を配置しても、開けなくては意味がないですものね・・・
安心して窓を開けて暮らせる世の中が欲しいですね!
そうそう、埃が入るのが嫌で、一切窓は開けないという方もいました;
花粉症の方などは開けたくても開けられない時期もありますね。。
現代は風と仲良くなるのが難しい時代なのでしょうか・・・
潔いくらい開けっ放しだと、泥棒さんも入ってこれないのでは?(笑)
って言っても、無用心はいけないですね~。そう考えると・・・使えないドア・・・?(汗;)
地球のバランスが悪くって花粉症ってのもあるのでしょうが、人間性も崩れている気がします・・・これもバランス?が悪い・・・(苦)