一寸動くと汗ばむようになりました。
道の向こう側の畑で、Nさんが蚕豆を採っています。去年早めに植えた蚕豆が良く出来ました。定年になって暫くは関係会社に行ったりして、畑にはあんまり熱心ではなかったんです。親父さんが元気だった頃は、色々作ってました。遣る人が居なくなって、荒らしておくわけにはいかないし、動いている方が気持ちも良い、と言うことで去年あたりから遣る様になりました。
ここは親父さんが亡くなって、他の人に貸していました。その人も遣れなくなって返し、以来数年何にも作らず、大草にならないように耕運機を転がしてだけはいたんです。蚕豆は連作を嫌うので、空けていた畑が良かったみたいです。
験し採りしたのは皮が硬かった、未だ鉄漿は青い奴だったのに。今年は駄目の年だったんじゃないかい?と言うのに、採る次期が遅すぎたんだよと私。彼の畑の隣の婆さんに採る時期を尋ねて、もう少しだね、莢が下に向いてから、と言われて待ったんだとか。
豆は食べる人の好みが違うよ、この辺りは、Nさんみたいに若いの柔らかいの好みじゃなく、確り実の入ったのが好まれてるから。酒飲みがツマミにする 皮ごと食える柔らかいのはNさんや俺達だけじゃないの、と手を休めての馬鹿話を一頻り。
ところが、家のは大失敗でした。株が育たず、貧弱なままで終わり。Nさんのは一株数本の茎が立ち上がり、一本の茎に4~5本大きな莢がなってます。が、家のは一株に、良くて2~3本の茎しか立たず、実の着かない茎があったり、で 3つも莢が着けば上出来のていたらくでした。
原因は蒔いたのが遅すぎた事、どうせ早く蒔いても霜に遣られると先送りしていた、罰です。遅く蒔き過ぎた所為で根張りが足りず株が育たなかったんです。
友達に分けるどころか、田舎の親戚に送る分にも足りず、自家用は初物を頂いたくらい。その痛ましい畝の状態はあんまり見て欲しくなかったんですが、こんな具合です。
蚕豆はさておき、落花生を蒔く時期です。早い人のは、もう芽を出してます。これはNさんの南側隣のHさんの蒔いたものです。
芽を出したところをカラスに遣られないように糸を張り巡らせてます。落花生はこの辺のカラスの食べ物の主要な、お好みの一つです。手を打っておかないと蒔いた端から食われてしまいます。カラスは羽に引っ掛る物を嫌い、こうなっていると入ってきません。他のもっと条件の良い食べ物の有る方へ行くようです。
蚕豆の2の舞にならないように、家でも蒔きました、ほぼ去年の実績通りの時期です。オオマサリと言う大粒の種です。従来作ってきた千葉半立ちの倍くらいの大粒です。
一月ばかり前に地主のYさんに耕運機で耕してもらったところです。もうこんなにスギナが出てきてますが、中耕、土寄せの時に一編に退かせば良いや、と 蒔くことを優先しました。
夏野菜の内、一番大きくなったのはトマトです、もう花が咲きだしました。ナス、ピーマン、胡瓜などと殆ど一緒に蒔いて、畑に下ろしたんです、が 他のはまだ小さく細く心配です。脇芽も太いのがどんどん出てきます。手を立てて縛り付けました。もうこれからは雨避けの覆いが要るようです。今年はどうすべー、思案中、
早生の玉葱が上がりました。今年は早採りで、生でスライスしたのをいっぱい食べました。5月になって茎が折れ始め、先週には全員倒れた、ので 抜いて来ました。もう少し乾かしてから小屋の軒下に吊るします。生では少し辛くなってしまいましたが、煮たり焼いたりすると甘みが強く、旨いんです。
長く保存できる晩生のは、来月始めには上がってきます。半年近くは保存できる、とあった種を蒔いて作りました。が、そんなに長くもつんだろうか、もつ期間は作り方にも依る、とも書いてあったんで---
長芋の蔓が元気です。山芋の方は手の竹の天辺まで登ってます。ヤム芋は太い芽が伸びてきました。どっちに伸びて蔓延ろうか覗って居るようです。家ではどっちも出来る量より需要の方が多く、良く出来ればと期待されてます。そう言うのはえてして、上手く----
インゲン豆も蔓が延びて手の上のほうまで来ました。花が咲き始めてます。直播したのに良く育ちました。米を買っている本業農家の Kさんに貰ったハウス育ちのポット苗より良いぞ、と思う位。
インゲン豆は春キャベツや早生玉葱、アスパラ等の甘い野菜が終わったのに続いての柔らかく甘い野菜として有り難い種なんです。虫や病気が荒ぶる時期になりますが頑張って欲しい野菜です。
虫除けネットの中の胡瓜がやっと3枚目くらいまで葉を伸ばしてきました。ウリバエの食害が酷く、食い尽くされるのでネットで覆いました。今年の一期生の胡瓜です。これから秋が深まるまで、あと2回は新しい苗を育てて植え継ぎます。夏中胡瓜は欠かせないもんで。この一期生が一番長い期間 成ります。それでも もつのは真夏前まででしょうか。次のは暑さと乾きに比較的強いのを、併せて秋用に地這を蒔いて、のつもりです。
南瓜がネットをはみ出すように伸びてきました。もうウリバエに食われても負けないでしょう。西瓜はアブラムシに集られてチジくれてしまいました。急遽虫取りをしたんですが、間に合ったか。もう一回苗作りからやり直しすると遅くなりそうです、どうしたもんか、
道の向こう側の畑で、Nさんが蚕豆を採っています。去年早めに植えた蚕豆が良く出来ました。定年になって暫くは関係会社に行ったりして、畑にはあんまり熱心ではなかったんです。親父さんが元気だった頃は、色々作ってました。遣る人が居なくなって、荒らしておくわけにはいかないし、動いている方が気持ちも良い、と言うことで去年あたりから遣る様になりました。
ここは親父さんが亡くなって、他の人に貸していました。その人も遣れなくなって返し、以来数年何にも作らず、大草にならないように耕運機を転がしてだけはいたんです。蚕豆は連作を嫌うので、空けていた畑が良かったみたいです。
験し採りしたのは皮が硬かった、未だ鉄漿は青い奴だったのに。今年は駄目の年だったんじゃないかい?と言うのに、採る次期が遅すぎたんだよと私。彼の畑の隣の婆さんに採る時期を尋ねて、もう少しだね、莢が下に向いてから、と言われて待ったんだとか。
豆は食べる人の好みが違うよ、この辺りは、Nさんみたいに若いの柔らかいの好みじゃなく、確り実の入ったのが好まれてるから。酒飲みがツマミにする 皮ごと食える柔らかいのはNさんや俺達だけじゃないの、と手を休めての馬鹿話を一頻り。
ところが、家のは大失敗でした。株が育たず、貧弱なままで終わり。Nさんのは一株数本の茎が立ち上がり、一本の茎に4~5本大きな莢がなってます。が、家のは一株に、良くて2~3本の茎しか立たず、実の着かない茎があったり、で 3つも莢が着けば上出来のていたらくでした。
原因は蒔いたのが遅すぎた事、どうせ早く蒔いても霜に遣られると先送りしていた、罰です。遅く蒔き過ぎた所為で根張りが足りず株が育たなかったんです。
友達に分けるどころか、田舎の親戚に送る分にも足りず、自家用は初物を頂いたくらい。その痛ましい畝の状態はあんまり見て欲しくなかったんですが、こんな具合です。
蚕豆はさておき、落花生を蒔く時期です。早い人のは、もう芽を出してます。これはNさんの南側隣のHさんの蒔いたものです。
芽を出したところをカラスに遣られないように糸を張り巡らせてます。落花生はこの辺のカラスの食べ物の主要な、お好みの一つです。手を打っておかないと蒔いた端から食われてしまいます。カラスは羽に引っ掛る物を嫌い、こうなっていると入ってきません。他のもっと条件の良い食べ物の有る方へ行くようです。
蚕豆の2の舞にならないように、家でも蒔きました、ほぼ去年の実績通りの時期です。オオマサリと言う大粒の種です。従来作ってきた千葉半立ちの倍くらいの大粒です。
一月ばかり前に地主のYさんに耕運機で耕してもらったところです。もうこんなにスギナが出てきてますが、中耕、土寄せの時に一編に退かせば良いや、と 蒔くことを優先しました。
夏野菜の内、一番大きくなったのはトマトです、もう花が咲きだしました。ナス、ピーマン、胡瓜などと殆ど一緒に蒔いて、畑に下ろしたんです、が 他のはまだ小さく細く心配です。脇芽も太いのがどんどん出てきます。手を立てて縛り付けました。もうこれからは雨避けの覆いが要るようです。今年はどうすべー、思案中、
早生の玉葱が上がりました。今年は早採りで、生でスライスしたのをいっぱい食べました。5月になって茎が折れ始め、先週には全員倒れた、ので 抜いて来ました。もう少し乾かしてから小屋の軒下に吊るします。生では少し辛くなってしまいましたが、煮たり焼いたりすると甘みが強く、旨いんです。
長く保存できる晩生のは、来月始めには上がってきます。半年近くは保存できる、とあった種を蒔いて作りました。が、そんなに長くもつんだろうか、もつ期間は作り方にも依る、とも書いてあったんで---
長芋の蔓が元気です。山芋の方は手の竹の天辺まで登ってます。ヤム芋は太い芽が伸びてきました。どっちに伸びて蔓延ろうか覗って居るようです。家ではどっちも出来る量より需要の方が多く、良く出来ればと期待されてます。そう言うのはえてして、上手く----
インゲン豆も蔓が延びて手の上のほうまで来ました。花が咲き始めてます。直播したのに良く育ちました。米を買っている本業農家の Kさんに貰ったハウス育ちのポット苗より良いぞ、と思う位。
インゲン豆は春キャベツや早生玉葱、アスパラ等の甘い野菜が終わったのに続いての柔らかく甘い野菜として有り難い種なんです。虫や病気が荒ぶる時期になりますが頑張って欲しい野菜です。
虫除けネットの中の胡瓜がやっと3枚目くらいまで葉を伸ばしてきました。ウリバエの食害が酷く、食い尽くされるのでネットで覆いました。今年の一期生の胡瓜です。これから秋が深まるまで、あと2回は新しい苗を育てて植え継ぎます。夏中胡瓜は欠かせないもんで。この一期生が一番長い期間 成ります。それでも もつのは真夏前まででしょうか。次のは暑さと乾きに比較的強いのを、併せて秋用に地這を蒔いて、のつもりです。
南瓜がネットをはみ出すように伸びてきました。もうウリバエに食われても負けないでしょう。西瓜はアブラムシに集られてチジくれてしまいました。急遽虫取りをしたんですが、間に合ったか。もう一回苗作りからやり直しすると遅くなりそうです、どうしたもんか、