おはようございます!
今日の賀茂川です。
まだまだ日中は暑いですが
朝はちょっと秋を感じる風が吹いています。
朝の上賀茂神社も気持ちが引き締まります。
さてさて
先日ののブログの質問で
ネット通販の常連さんから
Q
「サーカスブレンドのコーヒー豆でですが
他のお店のコーヒー豆と比較して
特別に硬いのですがどうしてでしょう?」
Q
「サーカスブレンドのコーヒー豆でですが
他のお店のコーヒー豆と比較して
特別に硬いのですがどうしてでしょう?」
A
他店さんで購入されたコーヒー豆が
深煎りだったから〜」チコちゃん風
っということで
直接メールでご返信はしているのですが、
手挽きミルで豆を粉にされている方の中には
同じような疑問を感じておられる方もおられると思います。
コーヒー豆は、「焙煎」をしています。
焙煎する前は、生豆といって
水分が約10%ほどあります。
それを焙煎することで
水分がどんどん蒸発していきます。
焙煎していくとおおよそ2%ぐらいまで
水分がなくなります。
浅煎りと深煎りだと
浅煎りの方が水分が残っているので粉にする時に硬く感じます。
深煎りの方が水分がぬけて
細胞の組織も広がるので粉にする時に
浅煎りと比べると力が少なく粉にできます。
この質問されている方は
おそらく
他店さんでは、
少し深煎りのコーヒーを購入されていたので
中煎りのサーカスブレンドを粉にした時に
硬く感じられたんだと推測します。
はじめ「コーヒー豆が硬い」と言われた時に
正直ちょっと「ドキッ」としました。
ただ、「他店さんとくらべて」ということでしたので
おそらく他店さんコーヒー豆が深煎りだったので
中煎りのサーカスブレンドが硬く感じられたのだと思います。
「硬い」ということは
「水分が残ってしまっている」
=
「コーヒー豆の芯が残ってしまっている」
ということなので
私の焙煎のイメージだと
「良くない」焼き上がりということになります。
一番気を付けている「生焼け」状態です。
これはプロとして一番出してはいけない味だと思っています。
私が今の約70歳のドイツの焙煎機を選んだ理由として
窯の鋳物が作り出す強い遠赤外線効果で
「芯から熱が伝わる」
という熱の伝え方をする焙煎機だからです。
深煎りはもちろん
浅煎りの豆でも芯まで火が入る焙煎方法を
行っているつもりです。
芯まで火がはいっていないと
「青臭い」味わいや
気持ちの悪い酸味が残ったりします。
それに味わいの寿命が短くなるように
私は感じます。
勢い余って
ちょっと関係ない事も書いてしまっていますが
参考までにしてみてください。
今日も1日頑張りましょう!
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