nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

あべきた2月号に掲載いただきました!

2014年01月31日 17時04分15秒 | メディア紹介
京都市北部の無料情報誌
「あべきた 2月号」で
サーカスコーヒーを掲載いただきました!
取材いただいたあべきたさん
そしてあべきたのスタッフKさんありがとうございました!



「今、大宮通がおもしろい!」っという特集です!
この特集はとてもうれしいです。

派手なものはないですが
噛めば噛むほど味が出る素敵な地域ですので
是非ゆっくりお越しください!




掲載されている以外にも素敵なお店もたくさんあります!



ギャラリーリコさんが中心になって作ってくださった
このエリアの魅力を凝縮した紫竹マップもぜひご利用ください!


サーカス家の今朝のコーヒー(2014年1月31日)

2014年01月31日 06時45分03秒 | 今朝のコーヒー
今日のコーヒーはタイのチェンマイのカフェ「RISTR8TO」のブレンドです。
エチオピア、パプアニューギニア、ブラジルのブレンドです。




パケージもかっこいいです。
もちろんクリーンで美味しいです。

店主のアーノンさんはとても気さくで
コーヒー店をしているというとお忙しいのにもかかわらず
帰るときにわざわざ来て挨拶してくださいました。
一流のサービスマンは世界共通です。




昨日は、いろいろと素敵な方が来てくださいました。
刺激的な一日でした。

1月最後の一日。
今日も頑張ましょう!



サーカス家の今朝のコーヒー(2014年1月30日)

2014年01月30日 06時17分43秒 | 今朝のコーヒー
今朝のコーヒーは昨日テスト焙煎したタイのコーヒーです。



もう1月も終わりですね。
ほんとあっという間です。

今日から長女のクラスのインフルエンザによる学級閉鎖が解除される予定です。

彼女は元気ですので
「休みになっていいやん」
っと私が大人げなく素直な気持ちをいったら
「春休みがすくなくなるんやで。絶対いやや。
そんな休みだけなんてあるわけないやん。」
っと言われてしまいました。

子どもの方がよっぽど現実的でした。

そして
昨日はプリンターの調子が悪く全くいろいろ進まず・・・
今日は調子よくいってもらわないと困ります。

今日も一日頑張りましょう!

なぜタイの産地にいったのか?マジメなお話です。

2014年01月29日 15時46分53秒 | コーヒー産地情報
「タイってコーヒー栽培してるんですね。」
っとほとんどの方に言われます。



なぜ今回タイのコーヒー農園に行くことになったか。
これからお話することにします。


長いです。
少しややこしいです。




♪なにから話せばいいのか。わからないまま時が流れて~♪

って感じです。




私が今こうやってコーヒーの専門家としてお店をすることになったのは
ある方との出会いが大きな影響をうけました。

もしその方とお会いしてなかったら
ここまで私がコーヒーの世界にはまり込むことはなかった思います。



出会いは、まだ、コーヒーの焙煎工場勤務しているときに
コーヒー商社さんが企画されたブラジルツアーに行かせていただくことがありました。

初めてのコーヒー産地でそれもブラジル。

地球儀が好きだった私は、コーヒー関係なしに
日本の真裏にあるブラジルにある意味憧れていました。

しかし
そのツアーに来られている方々は、企業の社長さんや重役さんばかりで
ヒラ社員は私くらいのもので、ドキドキでした。

そこで、その先生と初めて出会いました。




かなりクセのある方でしたが、話しも面白く
毒舌のところもあったのですが
そういうところも好きで
話されていることがとても新鮮で
ツアー中はなるべく近くにいてお話を聞こうと
付きまとっていました。


帰国後も仕事をこえて
いろいろなコーヒーの情報を教えて頂いたり
時には、英文の翻訳を頼まれたりしました。

いろいろ期待していただいていたのですが
あまりにもレベルが高すぎて
なかなかそれにこたえることが出来ませでした。

にも関わらず、本当にいろいろな事を勉強させていただきました。

ヒロコーヒーに転職する際もいろいろとご支援いただきました。
また、ヒロコーヒー勤務中は一般向けの金沢大学の公開コーヒー講座の開催に関して
ご協力いただきました。

そして、先生が博士号を取得され
そのパーティーにも呼んでいただきました。

その博士論文の内容は、私の理解した範囲で簡単にいうと
コーヒーの嗜好における地域性の特性を分析した内容でした。

この内容は、私がこの地元の京都で珈琲豆販売店を開業する時の
味創りの方向性を明確なものにしていただくものになりました。

そして私の味創りの考え方の基礎になる
「珈琲も食文化である。嗜好性とは暮らしている環境や地域性で学習された嗜好性を反映する。」
っという考え方を学ばせてきただきました。
(引用:多変量解析を用いたコーヒー嗜好性の背景構造に関する研究 圓尾修三)


開業してからも何度か様子を見に来て下さったり
お電話をくださったり、ご心配をおかけいたしました。


いつも突然こられるので
その時はいろいろお伝えしたいことがお伝えできず
後でいろいろお伝えしたいことを思い出していました。


そして、昨年突然永眠されました。


先生が関わられていたタイ北部の農村コーヒープロジェクトで
活躍されていた方が今、先生のご縁でヒロコーヒーに勤務されています。

その彼女とヒロコーヒーの社長と数人で先生のお宅に
お焼香をあげに行かせていただいたときに
ヒロコーヒーの社長に先生が取り組まれていたタイへのコーヒー産地への
視察に誘っていただき、今回ヒロコーヒーの方々とご一緒させていただくことになりました。

先生にしっかりお礼もいえないままの
別れとなってしまったので
心残りだったこともあり、
今回タイに行くことができて
先生が取り組まれていた場所に私も行くことが出来て
それだけで少し自分の中で整理がついた気持ちになることができました。

それと、このプロジェクトがうまく機能して
私が想像していた以上に農村の生活水準が向上しているように感じました。
「コーヒー」の力そして先生の取り組みの成果を感じることもできました。


村の学校です。


チェンマイ大学の試験場




そして今日、そこで採れたコーヒーが届きました。
テスト的に焙煎をして飲んでみたのですが
とんがった酸味の特徴が正直あるわけではないですが
なんとも優しい深みのある素直に美味しい味わいでした。


いろいろな意味でたくさんの方に飲んでいただきたいコーヒーです。

継続的に美味しく皆様に飲んでいただけるよう味創りをしていきたいと思います。

また実際の現地の様子はまた次回のお楽しみです!