nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

12月2日(土)9日(土)の朝のコーヒーサークルは特別バージョンです!

2017年11月29日 21時12分23秒 | サステイナブルコーヒー
12月2日、9日の朝コーヒーサークルは
6周年を記念して特別バージョンで行います!

その名も
サーカスコーヒー6周年記念イベント 
「ゲイシャ」ってめっちゃ高いコーヒーがあるけどなんなん?
~コーヒーの品種 ゲシャについて知ろう!!!~

っということをやってみようと思います。

近く店頭ネットでも販売を開始します「ゲイシャ」。
詳しくは、またブログでもご案内しますが
10年ほど前からコーヒー業界に旋風を巻き起こしている「ゲイシャ」。
正確に表記すると「ゲシャ」というコーヒーの品種の名前です。



今回、ゲシャの発祥の地エチオピアのゲシャ種の原生林のゴリゲシャの森から採取した種を
栽培し収穫された貴重なエチオピアのゲシャをご案内できることになりました。



今回は、ちょっと難しい「コーヒーの品種」のことも
コーヒー初心者の方にでもなるべくわかりやすく交えながら
ほんの少しですが、ゲシャの試飲もしていただこうかと思っています。

なんとなくゲシャを聞いたことがあるけどなんなん?
コーヒーの品種ってどういうこと?

って思っておられる方など、ぜひご参加ください!


12月2日、9日土曜日 基本的な内容は両日同じです。
9時30分~10時

「サーカスコーヒー6周年記念イベント 
「ゲイシャ」ってめっちゃ高いコーヒーがあるけどなんなん?
~コーヒーの品種、ゲシャについて知ろう!!!~」

参加費 500円 ただしイベントをゲシャのコーヒー豆購入いただいた方は300円

飛び込み参加OKですが
できれば事前参加表明いただけると助かります!



オッ気軽に!

 

福豆~グァテマラ ピーベリー~を通じてグァテマラを少し感じてみて下さい~

2017年11月27日 21時37分39秒 | コーヒー産地情報
コーヒーは、世界中の多くの地域で栽培されています。
普段の生活では、気にも留めないような国がコーヒー屋さんに行くと違和感なく知ることが出来ます。

自分の飲むコーヒーの産地のことを少し調べて知るだけで
その飲んでいるコーヒーの味が不思議と美味しく感じることができたりします。

今回は、今日から店頭でご紹介を始めた
「福豆 グァテマラ ピーベリー リベルタッド」 について少しお伝えしますね。



毎年、年末年始にかけて、福豆としてご紹介するグァテマラのピーベリーです。

ピーベリーとは1つのコーヒーチェリーに1個の丸い豆ができる珍しいコーヒーで
その1粒に地域の味わいが凝縮される傾向があります。


焙煎豆


生豆

コロコロした可愛い豆で、勝手に縁起物にしています(笑)
まず目で楽しんでから飲んでくださいね。



「グァテマラ」っというのは、
北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の間のコチャコチャっと細くなった中米といわれる場所に位置します。


参考資料 ウェキペディア

紀元前はマヤ文明が栄えた地域です。

このコーヒーが栽培されている地域の標高は約1600mです。
サーカスコーヒー近くの上賀茂神社で標高100mくらいで、比叡山で約850mほどらしいです。
参考になるかどうかわかりませんが(笑)
いいコーヒーが出来る条件として標高が高いことも重要なので
コーヒーのことを説明するときに標高のことが説明に出てくることが多いです。

ちなみにグァテマラのコーヒーの取引上の基準として標高1300m以上が最高ランクとして評価されますので
標高1600mは栽培条件的にはかなりいいですね。

グァテマラ国内でも、山岳地帯やら火山だったり平野だったり地形が複雑で
それぞれの自然条件でコーヒーの味わいの個性が変わってきます。

このコーヒーはグァテマラの中でもメキシコに近いウエウエテナンゴ地域といわれるなかのラリベルタッド地区で栽培されています。





「ウエウエテナンゴ」の名前はなかなかインパクトのある名前で初めて聞いたときにすぐ覚えて言いたくなる名前です。私だけ?(笑)
「ウエウエ」が老人老木の意味で「テナンゴ」は~がある場所らしいです。
長生きする人が多かったのか、昔から古い木がある森だったのか、
現地にいったら聞いてみたいです。

普段、扱っているグァテマラの世界最高峰のコーヒー農園といわれるエルインヘルト農園もこの地域にあります。

特にエリアで選んでるわけでなないのですが
個人的にこのエリアの、柔らかな甘いとしっかりとしたボディの味わいが好きなのかもしれません。

いつの日かマヤ文明を実際に感じにいってみたいです!






「ここのコーヒーは他のコーヒーと、どう違うんですか?」

2017年11月23日 19時56分48秒 | サステイナブルコーヒー
「ここのコーヒーは他のコーヒーと、どう違うんですか?」

っというド直球の質問をいただきました。

お話を伺うと
知り合いの方(おそらくその奥様からかな~)から
「サーカスコーヒーでコーヒー買ってきて」と言われて来られたのか
プレゼントだったので、送られる方からのリクエストがあったのか
強いリクエストがあり、サーカスコーヒーに来られたようでした。

ご本人さんは、コーヒーにはお詳しくなく
申し訳なさそうに本当に純粋な疑問ととして聞かれたようでした。

ド直球すぎて、一瞬どう打ち返せばいいか見失いかけました(笑)


でも、本当に素直な一般的なお気持ちだと思います。
スーパーでは100g100円くらいのコーヒーが売ってたり
コーヒー豆を販売しているお店も色々とあり
どれもそんなに違うんかいな?って感じですよね。


まず大きな違いでいうと
スーパーなどの量販店で販売している比較的安価なコーヒーと
自家焙煎など専門店で販売している比較的値段の高いコーヒーの違いです。


もちろん量販店でも高級なコーヒーもありますが
一般的なイメージでお話ししますね。


商品というのは、製品を作るときに購入されるターゲット、販売価格を考えて作られます。
価格を抑える商品ということは、それに合わせた原料を選びます。
限られた価格の中で、いかに美味しいコーヒー、いい商品をつくっていくかが商品力となります。
原料でいうと大量生産、大量買い付けや生産性の向上や利益を抑えて販売数を増やしていくという形で
それぞれが企業努力されています。

コーヒーは農作物なので多くの低品質なものから段々数量が減っていって高品質なものになっていきます。
安い価格でよりいい美味しいものをつくるという考え方も私は必要だと思っています。


一方自家焙煎のお店では、大量生産大量買い付けは中々難しいです。
「いかに安く」での勝負では勝てるわけがありません。
ですので、大量生産できないコーヒーを使っていくことになります。
高品質コーヒーだったり、フェアトレードやオーガニックなど社会的価値をもったコーヒーだったり
それぞれのお店が独自の判断で原料を決めています。

そして、それぞれのお店の味つくりの特徴だったり
店主さんの考え方、人柄だったりがそのそれぞれのコーヒー店の特徴になります。

それぞれの個性がないといけませんし、
買われる方からすると、
色々な個性的なお店を色々と試してみることも楽しみだと思います。

そういう意味では、京都は個性的なお店も多く
コーヒー好きからすると楽しい地域だと思います。

その中で、味、価格、お店の感じなどが
自分に合うかどうかだと思います。


個人店のそこそこ高品質なコーヒーでも
1杯当たりにすると60円とかで少し手間ですがコンビニコーヒーより経済的に飲めたりするので
簡単な器具やコーヒーメーカーでもいいので準備して
実際に飲んで、単純に自分が美味しいと思うコーヒーを見つけてもらったらと思います。

日常のホッとするコーヒーもいいですし
趣味としてのコーヒーもはじめやすく一生楽しめるものだと思います。

「ここのコーヒーは他のお店のコーヒーとどう違うんですか?」
っという答えには、

「丁寧につくられた原料を私たちのフィルターを通したコーヒー」なので
他にはできません。って感じなのでしょうか?

やっぱり難しいですね(笑)
ただ、100gでも買ってコーヒーを飲んで感じてくださいって事かもしれません(笑)


今日はこんな感じでございます。
ちゃんちゃん。



私にとっての「コーヒーの魅力」

2017年11月22日 21時00分01秒 | サステイナブルコーヒー

コーヒーの魅力について書いてみようと思います。

実際に書くと1冊の本になるんじゃないか(大げさですが)と思う感じもしますので
何回かに分けて書いてみようと思います。

ちょっと最近感じていることでいうと
もっともっと今までコーヒーにあまり興味のなかった人にも
「コーヒーの魅力」を感じてもらいたいなぁ~っと思っています。

一時のコーヒーブームがなんとなくひと段落した感じがあって
今の情報化社会の中で、奥深い一部のマニアックな人たち(悪い意味ではないです)は
より深いところまで行かれていて、
これからは、より広い人たちにコーヒーの魅力を伝えていかないといけないなーっと感じています。

私自身、コーヒー関係の知り合いも多いので
SNSとかでも、沢山コーヒー業界の情報が入って来ます。
それで、なんとなくそれが一般的に知られているジョウシキと
どこかで感じてしまっていることがあります。

「業界の常識は一般の非常識」ということを感じなおして
知識ゼロから興味を持ってもらえる情報を知ってもらおうと思います。

6周年を迎えるにあたって、来年は一大イベントを計画しておりますので
初心にかえってゼロからスタートしていきたいと思っています。


皆様にとって「コーヒー」ってどんなものでしょうか?
私が初めてコーヒーについて真剣に勉強し始めたのは、
もう20年近く前ですね。

新卒で入社した会社を退職して、
これから何を仕事にしていこうかと人生に悩んでいたことですね。

たまたま内定をいただいた会社での新設のコーヒー工場での勤務が決まった時でした。
今でも覚えています。
「伊藤博」さんの「コーヒーを科学する」という本を読んで初めて
コーヒーが、一粒一粒手で収穫されていること(基本的には)を知りました。
佐賀県鳥栖のミスタードーナツだったと思います(笑)
衝撃的でした。
何気なく飲んでいたコーヒーがそんな手間のかかったものだったんだと知りました。
それで、歴史的にみたら、人権問題や搾取とのかかわりも深いものでした。

前職で発展途上の国で仕事をしていて現地で感じたこと色々とありましたし
昔からそういった問題意識がなかった方ではなかったので
コーヒーを通じてなにかできることがあるのではと思いました。

当時、働いていた会社の上司の方や先輩、同僚、後輩の人たちも
とてもコーヒーに熱い人たちも多く切磋琢磨して
色々と勉強をさせてもらいまいした。

もちろん、いいコーヒーは美味しいな~っという事もあります。
当時お付き合いをはじめた彼女(も ち ろ ん 今の奥様(笑))が
コーヒー好きだったこともありますし
コーヒーを飲んで喜んでもらえるのが一番うれしかったです。

コーヒーを通じて
世界中とつながりを感じることができますし
美味しいコーヒーができて、
単純に「美味しい」といって喜んでもらえることが私にとっての最大の魅力かもしれません。

そのあとも右往左往しながら
コーヒー屋さんをはじめて
お金をいただいて、「美味しい」「ありがとう」って
言っていただけるとは本当に幸せな限りです。
ありがとうございます!

右往左往はまた後日。

何を言いたいかわからなくなってきましたが
一度私の中で初心にリセットするために
こんな内容になってしまいました。

またコツコツとコーヒーの基本的なところから
コーヒーの魅力をお伝えしていきたいと思います。

長らくのご清聴ありがとうございました。


オープン当初のサーカスコーヒー




11月25日(土)早朝コーヒーサークルは、「手挽きミルを使ってみよう」です。

2017年11月21日 15時17分46秒 | サステイナブルコーヒー
一気に冬に突入しましたね。

今日から店頭では、冬のブレンド~ふゆはあけぼの~2017-18の販売を始めました!





毎年人気のある冬のブレンドは、深みのあるこの寒い季節にホッとできる柔らかい味わいです。
ミルクともばっちりですので、カフェオレにもどうそ。

今週の早朝コーヒーサークルは、「手挽きミルを使ってみよう!」っということで
日頃、「挽きたてのコーヒーはやっぱり美味しいよね~」っと感じならが
難しそうだったり、面倒だったり、今更聞くに聞けない、
なんて、始められないでいた方に、実際に使ってもらおうかと思っています。

是非この機会にミルデビューしませんか?



11月25日(土)9時30分~10時
~手挽きミルを使ってみよう!~
参加費 300円


お気軽にご参加くださいね。

申し込み不要ですが、
ご参加予定の方はご連絡いただけると助かります!

ご参加お待ちしてます!