今朝のサーカス家のコーヒーは
久々の新アイテム!
「スマトラ アラビカ古代品種 ブラックハニー中深煎り 」
です。
今回は、中深煎りで焙煎したので
コク深みの中にスパイシー感が感じられて
神秘的な味わいです。
インドネシアは
現在、世界のコーヒー生産としては
5位以内に入るような重要な産地です。
ただ、アラビカ種25%、
カフェフォーラ種(ロブスタ種)75%ほどと
高品質といわれるアラビカ種の割合は
現在ではわずかです。
インドネシアでの
コーヒー栽培の歴史は古く
オランダの東インド会社が
1700年前後に
コーヒーの木が持ち込まれたと言われいます。
コーヒー栽培に適した気候で
インドネシア全土でアラビカ種が
栽培され輸出されていました。
しかし
1870年代に
コーヒーノキの病気である
サビ病が大流行して
多くのアラビカ種が枯れて
サビ病に強いカネフォーラ種が
栽培されるようになりました。
そんな中でも
インドネシア 北スマトラベルゲンダールで
密かに生き残っていた
貴重な「アビシニア種」という
古代品種といわれる品種が密かに残っています。
わずかばかり栽培されているコーヒーを
今回、現地の状況に精通した方から
わずかに仕入れることができました。
精製にもこだわり
果肉を剥いた後、
90%ほど糖質を残して乾燥させる
ブラックハニーという精製で
風味も独特のスパイシー感が出ています。
今回は、
中深煎りで焙煎しましたが
浅煎りでも焙煎して味わいを
楽しんでもらおうかと思っています。
是非この機会にお試しください!
生産地 インドネシア スマトラ北部 マラビ山
標高 1500m〜1700m
品種 アベシニア ベルゲンダール
精製 トラディッショナル ブラックハニー
生産者 パック・ハディン氏
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