nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

でた!新アイテム「スマトラ 古代品種アビシニア ブラックハニー 」

2021年03月05日 08時15分19秒 | コーヒー産地情報
今朝のサーカス家のコーヒーは

久々の新アイテム!

「スマトラ アラビカ古代品種 ブラックハニー中深煎り 」

です。


今回は、中深煎りで焙煎したので
コク深みの中にスパイシー感が感じられて
神秘的な味わいです。


インドネシアは

現在、世界のコーヒー生産としては

5位以内に入るような重要な産地です。

ただ、アラビカ種25%、

カフェフォーラ種(ロブスタ種)75%ほどと

高品質といわれるアラビカ種の割合は

現在ではわずかです。

インドネシアでの

コーヒー栽培の歴史は古く

オランダの東インド会社が

1700年前後に

コーヒーの木が持ち込まれたと言われいます。

コーヒー栽培に適した気候で

インドネシア全土でアラビカ種が

栽培され輸出されていました。

しかし

1870年代に

コーヒーノキの病気である

サビ病が大流行して

多くのアラビカ種が枯れて

サビ病に強いカネフォーラ種が

栽培されるようになりました。


そんな中でも

インドネシア 北スマトラベルゲンダールで

密かに生き残っていた

貴重な「アビシニア種」という

古代品種といわれる品種が密かに残っています。

わずかばかり栽培されているコーヒーを

今回、現地の状況に精通した方から

わずかに仕入れることができました。



精製にもこだわり

果肉を剥いた後、

90%ほど糖質を残して乾燥させる

ブラックハニーという精製で

風味も独特のスパイシー感が出ています。


今回は、

中深煎りで焙煎しましたが

浅煎りでも焙煎して味わいを

楽しんでもらおうかと思っています。

是非この機会にお試しください!

生産地 インドネシア スマトラ北部 マラビ山
標高 1500m〜1700m
品種 アベシニア ベルゲンダール
精製 トラディッショナル ブラックハニー 
生産者 パック・ハディン氏




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